写真展の掟 クラウドファンディング 記事より

ドイツフォトキナ

写真展 On The Earth開催までそろそろ1ヶ月。そしてそれはやく4ヶ月にわたる写真と旅する巡業のスタート。写真展は次のようになっている

東京  富士フイルムフォトサロン  2022年12月9日~12月15日

札幌  富士フイルムフォトサロン  2023年1月13日~1月18日

名古屋 富士フイルムフォトサロン  2023年1月27日~2月2日

大阪  富士フイルムフォトサロン  2023年3月17日~3月23日

そして金沢でのフジカラー北陸 ギャラリーかなざわを予定している

この5ヶ所の移動は作品 物販商品 備品そして本人ともどもの大移動。寅さんのような生活になる。実は写真展において自分に課している掟がある。写真展会場には必ず在廊することにしている(2週間を超える長期の場合は例外としているが) その理由はお客様が大切なご自身の時間と労力とお金を使い見に来ていただくのに、本人が不在であったら、それは大変失礼。ライブコンサートに行ったら、ミュージシャン不在でプロモーションビデオだけが流れているような状況だ。本人がいれば聞いてみたい撮影裏話、オーストラリアに行ってみたいのだが、どこが良いですか?あるいは自分でも写真展を開催してみたけどどうすればよいのか?などなど本人がいればこそ聞いてみたいこともたくさんあるはず。僕自身も写真展に行ったら本人不在でがっかりしたことも何度かある(もちろん短期の展覧会)なのでお客様にがっかりをさせたくないので在廊している。海外だとどうなの?疑問に思うかもしれないが、同じである。オーストラリア・タスマニアでの3回の個展はそれぞれ1年以上のロングラン。でも初回は半年以上在廊した。ギャラリーが世界遺産の山の中にあったので、森の中のロッジを借りて生活して在廊していた。あとの2回も3ヶ月近く在廊した。ドイツフォトキナでも最終日以外は在廊したし、韓国ソウルでの個展は初回はフルタイムで2週間在廊。2回目のロッテデパートでも8割近く在廊した。そして写真展での出会いは多くの素晴らしい思い出を生んでくれた。だからこそ写真展を開催したことが在る写真家はまた写真展を開催したくなる

ソウル ロッテデパート ダブルポートレート

タスマニア ウィルダネスギャラリー 風林光山

僕の場合本当のフリーランス。師匠がいる訳でもなく、どこかの写真団体に属しているわけではない。お客様の支援なくしては写真活動が難しい。だから常にお客様ファースト。でも先日何人かの写真家やメディアの方から「写真展にずっと帯同するのは体力的にも大変だけど、その間お仕事できないので収入どうするの?」というご質問もいただいた。まさしくその通り。写真展期間中は、ほぼ無収入。写真展をやると、どれくらい利益が出ますか?と一般の方にはご質問いただきますが、貧乏にはなるけど儲かりはしないですとお答えします。なまめかしい話ですいません。でも写真展の会場に来ていただいたお客様が「あっ本人いないんだ!」という失望した顔を見たくないです。また自分自身が学生時代あるいはアマチュアの時に写真展でお会いしてアドバイスをいただいた多くの写真家の先輩との出会いがあったからこそ、今の自分があると思います。だから今度はお越しいただいたお客様で、写真を始めたい、写真家になりたいというお客様がいらっしゃったら、自分が恩返しをする番だと思っています。だからこそ在廊する理由の1つにもしております。

そして写真展はお客様があってこその写真展 御来場の皆様とギャラリーの空間を創り上げると持ってください

だからこそ、どんなに大変でも、写真展に帯同して在廊するスタンスは掟として崩したくないです。SNSだけではないリアルな写真を表現を求めるからこそ、本人もリアルに会場にいるべきだと思っています。是非写真展 御来場の際はお気軽にお声がけください。撮影現場では鬼のような形相の時もありますが、写真展会場では仏のようにしております。ぜひ仏へのご寄進だと思って、クラウドファンディングのご支援もどうぞよろしくお願いいたします




相原正明 写真展と写真集 On The Earth クラウドファンディングのお願い


相原正明撮りおろしのkoji note From OITA 相原正明 フォトエッセイ  ぜひお楽しみください








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by masabike | 2022-11-05 06:52 | 写真展 | Comments(0)
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