生みの苦しみ でも楽しい

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ただいま生みの苦しみです。陣痛がかなり来ています。
この数日 写真展と写真集のセレクションとレイアウトで最後の佳境。どれを生かしてどれを捨てるか。どう見せるか、ものすごい生みの苦しみ。でも最高に楽しい時間。このために10数年の撮影があったと言っても過言ではないです。

1枚1枚の作品に思入れがあり、撮ったときに写真展でどのように使おう。写真集でこんな流れを組めるかもしれない。このカットが撮れれば物語が完成する。それぞれに思入れが深いです。でも思い入れが深すぎると、苦労した作品ばかりになり、苦労自慢になってしまいます。そうすると写真展や写真集をご覧いただくお客様には「どうして同じカットばかり続くの?」と思われてしまいます。だから泣く泣く切り捨てる作品も数多くあります

思い入れも大事ですが、コンセプトや作品のイメージもより大切です。前回 写真集 Earthraitでは、夜中に納得のいかない流れがあり、印刷工程を止めていただき、作品の入れ替えをしました。満足がいく作品となりましたが、デザイナーさんやクライアントさん そして印刷会社様に大ヒンシュクでした汗

でも苦しみも 冷や汗もすべては作品を生み出すために必要なものです

この苦しい楽しみ、他人には任せたくないです。写真展や写真集を作った人でないとわからないだろうな。
あとひと踏ん張り もがき苦しみ楽しみます
 もしかしたら、自分はドMなのかな 笑



相原正明撮りおろしの三和酒類様From OITA 「koji note」 風林光水  フォトエッセイぜひお楽しみください







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by masabike | 2022-09-30 08:14 | 写真展 | Comments(0)
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