LUMIX S5+LUMIX20-60mm
LUMIX S5+SIGMA45mmF2.8
浅草に行くといつも思い出すことが在る
子供のころ、幼稚園ぐらいだったか、家で留守番しているときにテレビで見た映画。
浅草が舞台の1つで、戦争で引き揚げてきた元兵隊3人が再会を約束する映画。ギャングと日雇労働者とボクサー?が出てくる。でもタイトルがわからない。出演者もわからない。唯一 飯田蝶子さんが日雇い労働者で出てくることだけは覚えていた。いつもいつも浅草に行くと思い出し、心に刺さったとげのようだった
先々週 facebookで、このタイトルがわからない映画のことを話したら、突き止めてくれた方がいた。
子供のころ見た断片的な記憶だったが、あらためてAmazon配信で見ると、おおむね覚えていた。
でも驚いたのが、こんなに絵が綺麗だったのかという事だった。フレーミング ライティング まさに写真が100分続いている感じだ。まさい活動写真。昔 映画監督のマキノさんがインタビユーで「もう一度いい写真が撮りたい」とおっしゃっていたことを思い出した。そう映画は写真の連続であることをこの映画で思い出させてくれた。ネタバレになるかもしれないが、2つ印象的なシーンがあった
ギャングに扮した 三国廉太郎がガスタンクの上に逃げて、サーチライトで闇夜に照らし出されたときの表情と動き ボクサーの水島道太郎が試合を終えて廊下を歩くシーンと試合が終わったリングと客席のカットシーン。まさに写心だった
日本映画が今みたいに学芸会のような作品と、CGに頼る前の黄金期の映像だった。
そして俳優さん 女優さんも凛としていた時代
ワクチン接種で安静にする昼下がり、映画を見ながら子供のころの留守番をしている自分に戻った気持ちだった
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