点景 バイプレーヤー 

点景 バイプレーヤー _f0050534_10001702.jpg


FUJIFILM GFX50S+FUJINON GF100-200mm
長野



映画でもお芝居でも意外と大事なのが名わき役。主役が少し新人でも脇役がしっかりしたベテラン あるいは存在感のある人を抜擢すると、映画も締まってくる。スターウォーズ エピソードⅣ 、主役人は無名の新人が占めていたが、共演や脇役がサー・アレックス・ギネス あるいはピーター・カッシングなど名優たちが固めていた。風景写真も同じ。


夕方の雲がドラマを織りなす蓼科。だが山と雲だけではスケール感が出ない。そこで画面下に夕日が反射するホテルを入れた。それにより風景のダイナミックな感じと、点景がアクセントで全体を引き締めている。風家写真を撮る人で、何が何でも人工物を排除する方も多くいる。気持ちはわかる。でも古今東西 風景の名画でもかなり、点景で人工物や人物が入っている。ミレーの晩鐘など人がいるからこそ、あの臨場感が出てくる

写真で一番怖いのは、こう撮らなければならないと決めつけること。ティーチングするときも自分のカラーを押し付け、こう撮らなければならないではなく、撮りての世界観をどうやって引き出すかを考えなければならないのと、幅広く深い引き出しを教えなければならない

ティーチングと世界観の押しつけは違うことを理解しなかればならない。時として、SNSやカメラ誌で先生の添削のbefor &afterがあるがbeforの方が良い場合と、生徒さんの方が良い場合も見受けれれる。僕の場合はアシスタントさんにアドバイスした後「でも俺の方が絶対に相原さんより 上手いと」思うようにとアドバイスしている




相原正明撮りおろしの三和酒類様From OITA 「koji note」 風林光水  フォトエッセイぜひお楽しみください








富士フイルムさんのX シリーズフェイスブックで 和の写心(毎週水曜日更新)を連載中。「イイネ」押してくださいね



ブログランキング応援クリックお願いします。応援たくさんしていただけるとたくさん写真がアップされます 笑
下のランキングバナーをクリックしてください。









by masabike | 2022-07-24 10:09 | 日本の風景モノクロ | Comments(0)
<< 日常の撮影  夏にあいました 霧ヶ峰 >>