写真で大切な事 Photo Is あなたが主役の写真展

Nikon D5+Nikkor24-70mm

ラッキーさん20歳の誕生日

FUJIFILM X-T1＋FUJINON XF18-135ｍｍ

Sydney 郊外　長い友人でもあり最大の僕のスポンサーさんと愛犬

FUJIFILM X-T2＋FUJINON XF16ｍｍF1.4

タスマニアの我が家の愛犬Panda

今年もPhoto Isあなたが主役の写真展　2022がやってきた。いままだ何度かこの日本最大の参加型写真展の審査をやらせていただいた。毎回選ぶのがこれほど難しくつらい写真展はない。単にテクニカル的なうまさを競う写真展ではなく、家族の想い　撮影者の思い　撮影者と撮られる被写体の関係がこれほど問われる写真展はない

お子さん　ペット　パートナー　友人などを撮ったものが多いこの写真展。一枚一枚にものすごく強い思いが込められている。だから選ぶ方もより真剣だし気持ちが伝わり、どれを入選にするかどれを落とさなければならないかとても苦しい。そして毎回　選者をさせていただきながら考えることがある。写真は　素晴らしい瞬間、心に刻まれる光と影を思い出に残すことが最大の命題。でも最近は気が付くと、カラーバランスがしっかりしている。ノイズ処理が綺麗、ピントの山がしっかりしている。周辺減光やWBが適正か、どんなレンズを使ったか、どれぐらいの画素数か、などなど写真という絵の内容よりも絵を形作る過程の枝葉の部分に多くの人が関心を持ちすぎていると感じてしまう。僕も実際に、このレンズを使うからよく撮れた、こんな機能のカメラだから良いのが撮れるはずと、ついつい物の方に気が付くと偏っていることもままある

Photo IS　写真展　参加者の多くの人がアマチュアであり素人である。厳密にいうとピントもWBも怪しい物の多い。でもそれを超越して審査をして心に残る写真が多い。そうゆう心に残る写真を眼のまえにすると、ピントの正確性も　WBも　画素も　色収差も　ノイズもどうでもいいじゃないかと感じています。この1枚から感動が伝われば十分成功だし　素晴らしい作品だと思う。写真を撮る人が全員　カメラメーカーのテストカメラマンみたいになってしまいそうな流れはとても悲しい。そのなかで、撮る事での喜びをプリントにして伝えるPhoto ISとても大切な写真展だと思う

心の底から大好きな人を　物を　ことを　撮ることを教えてくれる写真展です

ぜひPhoto Isあなたが主役の写真展　2022　ご応募ください　僕も参加します

相原正明撮りおろしの三和酒類様From OITA　「koji note」 風林光水　　フォトエッセイぜひお楽しみください

婦人公論　美しい音楽と相原作品での動画配信

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