ちかずかない地平線

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FUJIFILM X-T2+FUJINON XF10-24mm
ノーザンテリトリー  デビルズマーブルズ
撮影協力 カンタス航空


自分が走っているのか、とまっているのかさえ分からないぐらい、果てしない地平線。それがオーストラリア内陸。サラリーマン時代に読んだ西木正明氏の「近づかない地平線」というオーストラリアを題材にしたエッセイのタイトルだったが、旅をしてみるとまさにその通り

だがいまはコロナでオーストラリアに撮影に行けない。簡単な旅であれば行けるかもしれない。だが80キロ近い機材を装備して、未確定要素の多い内陸に行くには、それだけでも毎回大変だが、いまはそれプラス コロナ対策と感染したばあい あるいは日本帰国時の感染対策の手順を考えると撮影に集中できない

完璧なロジスティックスを確保して、ファインダの中の世界に300%集中できなければ、安易なコロナ禍でも頑張って行ってきました自慢の駄作あるいは不満足な作品を生み出すだけ。撮影にに行くことは、旅して写真を撮ることが目的ではない。旅は手段であり、目的は自己の内面世界を表現する作品を作ること。内面世界に曇りがあるうちはまだ、オーストラリア大陸はちかずかない水平線のかなたにある



相原正明撮りおろしのいいちこでおなじみの三和酒類 「koji note」 From OITA 風林光水 大分の光と物語をお見せします


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by masabike | 2022-04-11 08:52 | アウトバック | Comments(0)
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