
FUJIFILM GFX50S+FUJINON GF23mm
レークバララッド 西オーストラリア
撮影協力 カンタス航空
基本的に大きな風景 ダイナミックな風景が好きだ。そして撮り方も。どうもかわいく撮るのは性分に合わない
そして大きな風景は、やっぱり大きくプリントして飾るか写真展に出したい。
特にGFX系あるいはLUMIXのハイレゾで撮った作品はプリントしたときの押し出し感がまるで違う。
でもセレクションのたびに全点 大伸ばしをしていたら手間とコストが大変そこで今行っているのが次の方法



大型テレビモニターに映し出しで、鑑賞距離で見たときに見栄えや押し出しのあんばいを見ている
今使っているのはPanasonicビエラ 50インチ 有機EL 色モードをシネマにしてみている
普段の仕事ではEIZOのモニターを使っている。色の再現は素晴らしいがやはり、プリントにしたときの見栄えはわからない
やはりプリントから1~2メートル離れた鑑賞距離で見たときにどうか?写真展ではそれが一番大切。若干の色の誤差よりも作品としてどうかを見極めたい
また実際の時でもプリントにするときにペーパーで色も転ぶし、展示会場の光源や壁の色で見た目も変わる。なので写真展を考えるとキャリブレーションしたモニターだけ
で判断するのは難しい。印刷でもそうだ。刷りだしの日の温度湿度 インクの乗り具合 プリンティングディレクターの腕でも変わってくる
大型モニターでセレクトした作品をテストプリントを何度かして、ポートフォリオあるいは写真展の作品に昇華させる
写真もオリンピックと同じ。最後に勝ち残るまで何度も何度も予選をする。PCモニターだけに頼りセレクションをすると写真展の時にとんでもないことになる
いちばん大事なことは鑑賞距離 これを常に頭に置いておくこと