上 2点 FUJIFILM X-T4+FUJINON XF33mmF1.4
下 1点 FUJIFILM X-H1+FUJINON XF35mm F1.4
2022年はFUJIFILM X-Pro1とFUJINON XF18mm, 35mm ,60mm Macroが発売されて10年
この10年間 XシリーズとXFレンズは進化し、さらに上位機種のGFXシリーズも出てきた。
10年前 X-pro1とFUJINON XFレンズ群で撮影していると、まだ生まれたてのXシリーズはいろいろ手のかかる赤ん坊であった。多くの人から、その赤ん坊はなつかない、手放したほうが良いとも言われた。だが写真で一番正解がなく難しいと言われている、画質設計の色が最高レベルにあった。それまでのどんなデジタルカメラよりも、その色彩とトーンは凌駕していた。それ以外の数値ができるスペックはいつか他のカメラに追いつけるはずと信じ使い続けてきた。フィルム作品とのミックスの写真展での展示にも違和感を感じさせないほどの色設計だった
そしてその決断は今は間違っていなかったと確信する
ただ1つ、考えが揺らぎ始めたことがある
先日 大分にロケに行く前にXF33mmF1.4をお借りした
ネットやメディアでのインプレッション、あるいはまわりのユーザーの声では「従来の神レンズと言われるXF35mmf1.4と大きな進化はないのでは?」という声だった
だから自分の眼と感覚で確かめたかった。答えは驚きの進化、大きな進化はないという答えは間違え。
撮った絵の解像力では、印刷でいえば線数が一気に倍になった気がする。それとボケるところはしっかりボケて、ピントの山はよりシビア―に鋭利になった気がする。
XF33mm F1.4 神々の中に君臨する神がいるとすれば、FUJINON XF33mmF1.4だと確信した。向こう20年は世界最高画質を維持できるレベルのレンズかと。
10年ぶりに永く連れ添った、標準レンズXF35mmから浮気してみようかな。危険な火遊びではないと思うので
お財布の中にあるクレジットカードに手が伸びそうで怖い。いつまで理性が抑えられるか・・・・
XF33mmを使い大分で撮影した作品は、まだお見せできない。
お楽しみに
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