LUMIX S1R+LUMIX70-200mmF4.0
北関東の撮影の名所 渡良瀬遊水地。広くフラットな地形はよく観察しないと、なかなか撮影場所に苦労する。何に1日かけてバイクでロケハンしてみた。道が入り組んでいてなかなかロケハンが大変。でも撮影場所を見つける 撮影時期の品定め そして根本はどのようなコンセプトで撮るか?綺麗なだけではない綺麗の向こう側にある事を表現する。
SNSでの評判でプロになりたいという方のコメントが増えている。それはまた裾野と間口が広がり良いことと思う。でも甲子園やプロ野球と同じこと。地元の中学で 「天才」と言われていた子が甲子園有名校の野球部に入部し当然レギュラーだと思ったら2軍 下手したら3軍で毎日球拾いかグラウンド整備 それで挫折してやめていく子がすごく多いと、うちのアシスタントさんで元甲子園有名校のチアリーディングのキャプテンだった子が言っていた。厳しい現実を初めて見たと。そしてプロ野球入りしても日の目を見ないで消えていく子の多いこと
丁度、1995年11月 初めてオーストラリア大使館で写真展をやらせていただき、カンタス航空様のスポンサードもしていただいた。そのころ初のCD-ROM写真集を発売し好調なセールスだった。同じレーベルで多くのネイチャーフォトグラファーと呼ばれる人が発売した。あるいは他のレーベルでも発売していた。でも26年たって見渡すと、その当時で残っているフォトグラファーはほんの一握り。厳しい現実。特にリーマンショックの時に多くの人が消えていった
アマチュアの中ではうまいと思われても、プロの世界ではみんなうまい。うまいの上を行くサムシングエルスを持っていないとスターダストになる。そしてSNSでは基本無料。プロになり対価をいただいてどれぐらいの仕事が来るか考えよう。撮れない時は自分だけではなくクライアントもアリ地獄に引きずりこむことを忘れてはならない
コロナ禍はまだ続いている、常にしっかりしたコンセプトと視点を持ち撮る ひたすら撮り研鑽する。これを続けないと自分もいつか消える側になぅってしまう。毎日撮り続けられることに無常の喜びを感じる
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