レンズと被写体に間に潜むもの 

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FUJIFILM GFX50S+FUJINON GF100-200mm
裏磐梯


紅葉を狙いに行った裏磐梯。運よく霧が立ち込める裏磐梯に出会った。霧の中にかすかに感じる彩。あまり観光ポイ写真にならなくて安堵した 笑

GFX系を使ってから、フィルム中判 大判の時代に狙っていたレンズと被写体の間に潜む何かを狙うよになってきた。目に見えない 肌でしか感じられない空気感がラージフォーマットは撮れる気がした。なので神経を張り巡らせて自然からのメッセージを聞くようにした。

今回 裏磐梯の撮影で驚いたことが2つ。1つは裏磐梯の湖沼群 磐梯山の爆発でできたのは知っていたが、すごく大昔で飛鳥時代とかへたをしたら縄文時代と思っていたら、なんと明治なってからの爆発でできたと知り、驚きと自分の勉強不足と太古の昔と思っていた思い込みに大いに反省した次第。思い込みと勉強不足は怖いです

もう1つはたくさんのアマチュアの方が一生懸命撮影されていた。それは素晴らしいのだけど、カメラをセットしたらまず偏光フィルターの調整をしている人がなんと多いことか!!まずは肉眼で色と光をきちんと見ようよ!!と、思ってしまった。フィルターを使うのは仕方がないし人それぞれ表現が違う。でもこんな素晴らしい霧の中の光と色 まずは肉眼ですのままで見て表現を考えて欲しい。そして昨今のデジカメ どのメーカーのカメラもレンズもかなり秀逸。ほぼ問題のない光と色が撮れて再現できる。撮ってみてフィルターがいるか判断してほしい。メーカーのカメラやレンズの設計者が見たら悲しみ泣いてしまう。本当に常時必要であれば、とっくにカメラやレンズに内蔵しているはず。フィルターはあくまで補助手段、まずは生のままの光を感じて欲しい。これも風景はPLを使うべしという、思い込みからきていると思う。

昨日は思い込みの怖さを痛感した1日でした


相原正明撮りおろしの「いいちこ」でおなじみの三和酒類様 koji note From OITA 大分の光と風と水をお見せします



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by masabike | 2021-11-07 15:43 | 日本風景 | Comments(0)
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