












FUJIFILM X-T2+FUJINON XF100-400mm
電子 シャッター 無音設定
永谷園 日本橋亭 民族芸能を守る会 師走例会 2016年12月19日
撮影協力 民族芸能を守る会
つい先日 人間国宝 柳家小三治師匠がなくなられた。あまりにも突然の死。本当に 本当に惜しい方をなくしたと思います。
落語家さんとしても、バイク乗りとしても好きな方でした。
幸運にも1度だけ ご縁をいただき東京 日本橋 永谷園 日本橋亭で撮影をさせていただいた。普段なかなか、まくら以外の撮影はさせて頂けない師匠効いていたので、お許しが出たときはとてもうれしかった。ご縁をいただいた方が、僕が大阪で4代目 桂春団治師匠の襲名を撮らせていただいた写真を、小三治師匠にお見せしたら「俺も元気なうちに撮ってもらおうかな」とお許しをいただいた
当日 ご挨拶もそこそこに撮影をさせていただいた。会場は立ち見も含めて超満杯。カメラ位置は移動できないので100-400mmズームでじっくり狙う。まくらが長いとはお聞きしていたが、やはり長くこの日も50分越え。横にいた新聞社の文化部の記者の方が「もしかしたら今日もまくらだけで終わるのかな」とポツリと言い、どっきりした。でもひたすら、小三治節がさえわたる。とてもまくらとは思えない。
まくらの間は羽織を羽織っているので、絵的にはまくらだと1発で分かってしまう。羽織を脱いだら本題。始まって55分になろうとするころ、粉雪のように羽織が落ち 噺が始まった。真剣勝負の15分の撮影。最後緞帳が降りるとき、茶碗を握ったまま、お客様にぺこりとご挨拶。とても愛嬌のある眼だったことがファインダーを通して印象的だった
後にも先にも 生の小三治師匠の高座は拝見できたのはこの1回。心に残りました
小三治師匠 良いお顔を撮らせていただきありがとうございました。
そしてご縁をいただいた、民俗芸能を守る会の 茨木様 ありがとうございました。大事な一席の写真 家宝にさせていただきます
師匠 どうぞ安らかにお休みください
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