実戦シミュレーション

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FUJIFILM XT4+FUJINON16-55mm
日本海 村上沖


11日間に及び北海道ロケが終わった。11日間は長いと言えば長いが、オーストラリアロケに比べれば短い。

ご存じのようにコロナ禍でオーストラリアは鎖国状態でロケに行けない。
行けないからただその日を待つのではプロとしてお終い

いつでも心のどこかに緊張感と、戦闘再開となった場合、いかにモチベーションアップして撮影に臨めるか、それをキープしなければならない。
最後にオーストラリアロケに行ったのは2019年9月。約2年前。

だがこの2年間 何もせずに過ごしてきたわけではない、GFX100S&50Sのシステムの充実 LUMIX ハイレゾ撮影の充実  ACROSⅡによるフィルムでの新たな表現方法などしてきたことは多い。今回の北海道は端の作品をとるだけではなく、この新たに導入新展開したシステムで撮影することで、実戦での成果 課題 問題点を浮き彫りにすることだった

作品的には申し分のない、満足のいくものが撮れた大漁だった

だがデジタルでの撮影量は正味10日間で1.2TBにのぼった。予想をはるかに超える撮影データー量。毎回20日前後に及ぶオーストラリアロケでは3TBに行くと予想される。
最大の問題点は、毎日のバックアップ作業。いかに短時間で終わらせ、睡眠休息と翌日への備え 心の余裕 考える時間を創り出すかだった
そして128GBのカードも瞬く間になくなる。持参するSDカードの量を増やすことも大きな課題

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得られた成果は撮影の機材のローテーションの仕方、新機材を使っての撮影の心と体のリズムの作り方。そしてSearch&Shooting &Moovingのリズムの作り出し方とつかみ方。11日間の成果は大きかった。そしてオーストラリアでの移動距離には及ばないが11日間3000kmの効果も大きかった


毎日日常で撮ることも大切だが、実戦の長丁場撮影はとても有意義だった

あとは再び 豪州の大地に立つだけだ



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by masabike | 2021-10-16 21:26 | 写真アート | Comments(0)
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