作例と作品 workと作品

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FUJIFILM GFX100S+FUJINON GF45-100mm
北海道 三国峠





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LUMIX S1R+LUMIX24-105mm
西オーストラリア州 ユークラ

撮影協力 カンタス航空


昨日 11日間の北海道ロケから帰ってきた
撮影の9割は自分自身のための作品撮り。残り1割が仕事用。つまりWorkという撮影

オーストラリアでも毎回Workと呼ばれる撮影がある。それはカメラメーカー等の作例 あるいはサンプル画像 もしくは契約しているストックフォトエージェント向けの撮影。ストック用では作品をストックしてもらうのもあるが、作品ではないコマーシャル向き エディトリアル向けの作品を収める場合もある

作品とのこれらのWorkの大きな違いは主観&わがまま100%か主観⁺客観あるいはクライアントの意向で撮るかにある。
記事の写真は上がWorkしたがオーストラリアでの作品

作品は100%自分のわがまま 自分だけ良ければ良い世界。1000人のフォトグラファーが来ても999人がつまらないと撮らなくても、自分だけが気に入ればとことん撮る世界。それが最期には独自の世界観になる。場合によっては独りよがりの世界とも言われる。ただ自分だけのわがままの世界での作品は死に物狂いで撮らなければならない。わがままなので妥協はない。当然カメラも酷使する。作品のためにはカメラの1台ぐらいつぶす覚悟で撮る

でもWorkとなると話は別。カメラメーカーの作例だと、カメラやレンズのスペックや特色が出るように撮る。ある程度万人うけで、わかりやすさも求められる。わがまま独りよがりでは、機材の性能あるいはマーケティング戦略の訴求にならない。だから心とのある程度の妥協点を探す。ただまれにクライアントさんから「お好きなように、相原worldわがまま全開で良いです」と言われる撮影もある。かなり稀ではあるが。

ただ毎回 Workでの作例ばかり撮っていると、作例癖が心に沁みついて、絶好のシーンの時に「こうしたらお客様に受けるかもしれない」と少し路線修正してしまう。そうするとやはり写真展等で並べたときに、作品の弱さにつながる。毎回 作例ばかりやりすぎると、いつか作品が作例化してしまう怖さがある。作例はある意味練習写真 お手本写真 本気度が違う。

昔バレーボールをしていた時 バレー教室でミュンヘン金メダルの監督 松平さんが「1000回の練習試合よりも、1回の大一番の修羅場の試合が選手を伸ばす」とおっしゃっていたが写真も同じ。プロでも作例ばかり撮っていると練習試合みたいなもので撮れなくなる、総力戦の作品撮り しかも難しい条件修羅場でないと写真力は伸びない
今回の北海道 これでもかと言わんばかりに光が変化した修羅場 大地と空に鍛えられた11日間でした






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by masabike | 2021-10-14 23:23 | 写真アート | Comments(0)
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