FUJIFILM X-Pro2+FUJINON XF35mmf1.4
最近 家内の父が残してくれた形見のゼンザブロニカSQでの撮影にはまっている。レンズはゼンザノン80mmF2.8 1本のみ
今まで経験した中判カメラのペンタックス645&67、ハッセルブラッド503CXとも異なる世界観とレンズ描写。
当然 フィルムでの撮影だが、モノクロに絞っている。理由は2つ しっかりとした光と影を見つめたいのモノクローム。あとプリントする際にバライタ紙でプリントしたいのでモノクロをチョイスしている。フィルムはもちろん 自分でテスト&写真展もさせていただいたFUJIFILM ACROSⅡ。従来のACROSに比べて少し硬めの描写は風景でも木とか岩の撮影 あるいは建築には向いていると僕の主観では感じる
ただフィルムの現像&プリントは廃液処理と暗室の問題で残念ながら写真弘社さんにお任せしている。ただ昔と違うのは現像した写真はすべてCDに焼いてくれることで、整理がしやすくなったこと。またクライアントさんに「最近とったフィルム作品です」と情報が伝えやすくなったことです。そうクライアントと書いたように、懐古趣味で古いカメラでモノクロを楽しんでいるわけではなく、しっかりした作品にして仕事にしています。SNSでお金のこと書きたくないですが、デジタルに比べてお金かかります。フィルム代 現像代 CD代 テストプリント代 でも仕方がないです。写真は仕事でもあり道楽でもあるからです
究極の作品造り お金を考えたらできない しないほうが良いです。オーストラリアに今まで撮影で使ったお金は膨大です。フェラーリが5台ぐらい買えるかもしれません。でもそれを作品発表で言ったらお終いです。昔はライカ1台で家が建つと言われていました。たぶんフィルムも高かったと言われています。昔 日本のゼロ戦の撃墜王 坂井三郎氏が愛機の前でライカをぶら下げている写真を見たことがあります。ライカを買えるぐらいゼロ戦パイロットのお給料は良かったということです
噺は少し脱線しましたが、オーストラリアにロケに行くと毎回、ロケ3~4日ぐらいは、ロケの予算や収支を考えています。でもだいたいそうゆうときには、たいした作品は撮れていません。100点満点で90点~95点です つまり満足度 マイナス5~10点の作品です。最低100%を目指すならお金のことを忘れないと無理です
よく芸人さんが芸のために借金してしまう、千葉真一さんや勝新太郎さんみたに映画バカと言われ借金の山。そうならないと本質に迫れないかもしれません
学生時代か社会人1年生のころ、家で電話で何か、仕事か写真のお金のことを話していました。電話を切り終わると、そばで聞いていた母に呼びつけられました。「正明、大の男が家の中や、人前でお金の話をするんじゃありません 卑しい 」と怒られたのを覚えています。さらに「昔は戦争で全部燃えてしまったんだから、お金ぐらい死ぬ気で働きゃ何とかなる」とも言われました。
良く写真はお金がかかる 特にフィルムで撮影するとお金がかかるということをSNSで見かけます。そんなことは当たり前、お店に行けばいやでも価格を見ればわかる事。でも人生を左右する 大事な道楽 破滅や破産する金額ではないです。宴会1回 夜遊び1回 無駄な買い物1回節約すれば済みます
写真は道楽 撮影する時 お金のことではなくコンセプトや哲学を考えるべきだと
(クライアントさんのいる広告での仕事での撮影は除きます 笑 でもときどき足が出て内緒で自分で被っています 爆)
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