商は笑にて勝となり

商は笑にて勝となり_f0050534_10013906.jpg

LUMIX S1R+LUMIX24-105mm







商は笑にて勝となり_f0050534_10005228.jpg

LUMIX G9Pro+LEICA12-60mm
Photo by HarQ氏


商は笑にて勝となり フリーランスで仕事をしていると、一番大切であり時として、忘れがちになってしまうことです
今朝のFBタイムラインにも書きましたが昨日のボクシング入江選手の試合前の映像を見て感じたことです。

「昨日の試合前の笑顔を見てボクシング入江選手のファンになりました。人生の大一番の前にあの笑顔最高です。笑うと勝てる気がすると、ご本人もコメントされていましたがとても大切です。昔 広告代理店時代 担当していた埼玉のある大型デパートショッピングビルの社長さんの座右の銘が「商は笑にて勝となり」でした まさに入江選手を見ているとそう思います。仕事で難しい顔をしていると、家内から眉間にしわが寄っていると、福が逃げるよと言われてますので、撮影中は別として勤めて笑顔にしています 笑」

たいへんな仕事 集中力を高めると険しくなります。そうするとついつい体も心も硬くなります。そうすると撮影では柔軟な思考や臨機応変の対応 あるいは新しい視点の発見が難しくなります。スタッフさんやアシスタントさんがいる場合 笑顔がないと彼ら彼女たちも硬くなり、ミスを誘発したり ここいちばんの時に力を発揮してくれません。なので撮影時以外はなるべくリラックスしてもらうために、僕も務めて笑顔を保ち、とっさの撮影の時は瞬時に気持ちを入れ替えるようにしています。思い切り集中力とテンションをあげるためには、必要ではない時は思い切り、気持ちを緩めておきます。長い撮影旅の場合、ボスとアシスタントの関係は撮影中のみ。それ以外は旅の友として、同党の関係で思い切り緩んでもらいます。そうしないと長い道中 しかも想像を絶する環境では、プッツンしてしまい、心も体も持ちません。

それでもどこかで状況感知心センサーは最大ボルテージに保ちますが。

上の写真 砂漠の難易度AAAの撮影現場に入る前、荒野のドライブインで知り合ったおばちゃんと楽しく記念写真。その翌日からはひたすら風と砂と暑さに耐えての撮影です。でも現場に入る前は、楽しいハイテンションの気持ちにして大きます

写真を撮るのが楽しい気持ちがないと、宇宙の神様は微笑んでくれません。特に太陽と月と大気と大地に頼るランドスケープではなおさらです。撮影中に難しい芸術論を振り回しても、微笑んでくれる太陽や月は見えません。フィジカルには厳しくても、写真を撮る気持ちが300%楽しくない場合は、一度撤退あるいは場を変えます。無理して撮影しても、作品に無理した気持ちが出てしまい、ネガティブな作品になりがちです

フィジカルは厳しく限界まで追い込み、メンタルは常に楽しむこと。そのためには笑は大切。どうしても笑いがなくなりそうな撮影の時はドーピング剤を使います 

それは落語のCDを聞くことです。声をあげて笑うことで、心を活性化できます

写真で何かうまくいかない、テクはあるのに思い通りの撮影ができない。そう思う方「商は笑にて勝となり」をお勧めします



富士フイルムさんのX シリーズフェイスブックで 和の写心(毎週水曜日更新)を連載中。「イイネ」押してくださいね



ブログランキング応援クリックお願いします。応援たくさんしていただけるとたくさん写真がアップされます 笑
下のランキングバナーをクリックしてください。


by masabike | 2021-08-04 10:18 | 写真アート | Comments(0)
<< 四国旅 7月6日 京都~東京 四国旅 7月5日 徳島~京都 >>