FUJIFILM GFX50S+FUJINON32-64mm
FUJIFILM X-H1+FUJINON XF10-24mm 16-55mm 50-140mm
まだ書いている途中です
今回のオリンピックの主役の一つ 新国立競技場。
日本建築技術の粋を集めて作られた。竣工時の撮影と杮落しにうかがった。
今回の建築で、今までのコンクリートデザイン主体の建築から木を主軸とした建築に流れが変わったことを、この新国立があらわしている。それは安藤忠雄氏のコンクリートデザインの流れから、隈研吾氏の木のデザインの流れに変化したことの象徴であるかもしれない
隈研吾氏は、すでに多くの木を生かした建築作品を数多く生み出している。それがさらに加速していくことだと実感した
実際に新国立競技場に入ると、風はよく流れている。そして屋根と風の流れの効果で、客席にいると歓声が空から降ってくるそんな感じになる
今回の建築ではこの屋根が一番のキーワード
47都道府県から集められた木材で構成される新国立競技場、その中で屋根は北海道。紋別の木材で作られていると、NHKの東京リボーンで報じていた。しかもこの屋根 1つのユニット組むのに、誤差1ミリ程度しか許されていない緻密な施工。これを建設母体の大成建設は36ヶ月で作り上げた。しかもいまだ誰も経験したことのない工法と精度で作り上げなければならない。屋根の基礎部分で1ミリずれると屋根先端では、数メートルの誤差になる、なので建設はミリ単位の精度でレーザーを使い計測して、誤差に合わせた何種類ものボルトや接続材 さらにネジを締める締め方もミリ単位で調整していた。神業の匠の重機オペレーターを投入して作り上げている様子をテレビでも紹介していた。日本のスーパーゼネコンしかできない工事を見せつけられた
通常 大型建築や土木はJVと呼ばれる共同企業体で作り上げる。だが今回は大成建設単独施工。その訳は1964年の国立競技場が大成建設施工だった。なので新国立も自社で建設するのが悲願だった。実は家内が大成建設に勤めている。なので社内の新国立建設の悲願の気持ちをよく聞かされた。
今回はNHKの番組では1964の施設を使う武道館や代々木体育館のリノベーションも紹介されていた。いずれも清水建設と大林組。特に代々木体育館は世界初のワイヤーで天井を吊るす特異な建築。これは構造設計の匠がいないとできない。安藤忠雄氏や隈研吾氏の建築を陰で支えるのは、構造設計建築家。デザインされた建築
を実際の形になるように強度や構造を専門に設計する大切な建築家。その方たちなくしては特異なデザインの建築も実際には地上に立ち上がることはできない
そしてスーパーゼネコンを支えるのが現場の、鳶 溶接工 、土木では発破職人(ダイナマイトの爆破担当) などなど。日本の職人さんは実は世界で活躍している、世界トップクラスの職人さん この世界トップクラスの職人さんの匠の技とゼネコンの技術の粋が世界トップのアスリートを支える
7月31日NHK BS4Kで東京リボーン 新国立再放送されるぜひ日本の建築技術の粋を見て欲しい
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