夏朝高原図 FUJIFILM X Series facebookより転載

夏朝高原図 FUJIFILM X Series facebookより転載_f0050534_19475260.jpg

【和の「写心」By Masaaki Aihara】
「夏朝高原図」
FUJIFILM GFX 50S + FUJINON GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR 長野県 八千穂高原
少しひんやり、少し湿度もあるが心地よい高原の夜明け。何度も言うようだが、レンズと被写体の間に存在する空気感をGFXシリーズは見事に捕獲してくれる。その空気感はプリントしても確実に見る人に伝わるはずだ。今回の写真は自分の暑中見舞い用にしようかなとも考えている。そしてこの季節、自分の家のリビングに飾る夏の写真に、とも考える。ポストカードも自分の家に飾る写真も、長い時間見ていて飽きない、疲れない作品をプリントにしている。Velviaで撮る真っ赤な富士山の朝焼けや、砂漠の夕景など、迫力はある。写真展のメインで「どうだ!」というのにはとてもふさわしい。しかし長い時間の鑑賞や特に自分の生活空間だと飽きてしまったり、疲れてしまう。なので、自分の家に飾る写真、あるいは新築祝で贈答する写真はASTIA、あるいはACROSで撮った、少し落ち着きのある作品にしている。なので、撮影もその辺を意識してASTIAで+1だけ彩度をUPして撮影している。もしかしたら自分の家に飾る場合は露出も+1/3明るめの別カットにするかもしれない。
僕はプリントする時、ほとんどラボで再プリントはしない。お店で富士フイルムのプリント機で記念写真などをプリントする場合でも、ストレートプリントでとても満足している。X & GFXシリーズを使う大きな理由が、プロラボやお店の富士フイルムのプリント機との相性がとても良いということだ。撮ったときの感動とイメージが、満足のいくプリントとして仕上がるからだ。写真はプリントして初めて画像から写真になると感じる。だから僕は常に色や構図のすべてにおいてプリントした場合を念頭に撮影している。これから夏が来て、色がより鮮やかになる季節。ぜひプリントをすることを念頭に置いて撮影し、良い写真が撮れたらPhotobookにしたり、あるいはお家に飾ったりしてほしい。そしてもう一つ、僕も特別企画に関わらせていただく富士フイルム主催の日本最大の参加型写真展「“PHOTO IS”想いをつなぐ。あなたが主役の写真展」にも応募してみてほしい。もちろん僕も作品を出す予定。写真は撮って楽しむ、飾って楽しむ、見てもらって楽しむものだ。ぜひあなたも今年の夏はX & GFXで写真を楽しんでほしい。


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by masabike | 2021-07-07 19:50 | 日本風景 | Comments(0)
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