写真を生業としていると写真って何だろうとよく考える
特に過去の写真を整理しているとき自分にとりいちばん大切な写真って何だろうと考える
大切な写真…作品・・仕事での広告や雑誌での代表作・・・ それも大事かもしれないけど、ふとした時に心にあの写真と思い返すのはファミリーヒストリーや、自分が立ち会った出会いや人生の節目の瞬間そんな写真 まさにその時の思いが込められた写心
いま富士フイルムでは「PHOTO IS 想いをつなぐ。 あなたが主役の写真展2021」の作品募集をしています。今までは10万人の写真展と言っていた日本最大級の参加型写真展です。僕も参加します。そして審査をさせていただきます。今回で2回目です
実は過去にいろいろな写真展やコンテストの審査をやらせていただいていますが、この写真展の審査が一番大変です。なぜなら多くの写真がファミリーヒストリーです。お父さんお母さん ご家族全員の気持ちが込められた作品が集まって来ます。1枚1枚 撮られたときの状況が眼に浮かびます。この写真展 僕は写真の上手下手を競うものではないと個人的に思っています。いかに気持ちが入っているか、あなたやあなたの家族しか撮れない大切な人生の節目か、そして一生の思い出になる写真か?
だからカメラはなんでもよいです。100万円のGFXでなくても 、写るんですよでもスマホでも あるいはアルバムや菓子箱の中から出てきた昔の写真でもよいです
露出が少しおかしい、ピントが甘いかな それでも良いと思います。
海外で撮らなくてもよいです。絶景でなくてもよいです。お家のなかでも 近所のラーメン屋さんでも そして今回はコロナ禍で皆さんの人生の節目があればそれでも良いと思います
見た人が、撮りての心が伝わったり、思わず笑ってしまう 泣いてしまうそんなまさに写心が大事です
審査をさせていただくとどれもこれも入選としたい作品ばかりです。選ぶのが一番大変で つらく 一番楽しい写真展です
あなたにしか撮れない、あなたとあなたの大事な家族の想いで そんな写心をお待ちしています
審査員を悩ますような お写心お待ちしています
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