Nikon D700+Nikkor14-24mm
2008年11月撮影
撮影協力 タスマニア州政府観光局 カンタス航空 クラブツーリズム
今回 2008年11月の撮影した未整理の膨大なデジタル作品が見つかった、というか編集漏れであった。そして撮った写真は当時のモニターやデジタル環境 そしてその当時の自分の嗜好性で、今ではこれは使えないという色再現作品が8割だった
という訳でこの5日間 当時のRAWデーターからアドビLRと格闘して今の作品の流れを再現像した
13年前のjpeg作品を見ると、デジタルの傾向がまだつかみ切れていないのと、撮影時にオーストラリアの極彩色の色の世界にいたことが、どれだけアウトプットに影響するかよくわかった。色は絶対的色はないと、ある画質設計とプリントの匠たちは言っていた。生活環境と経験により色は異なって記憶色としてのこる。まさに今回がそうだった。撮影時から13年の経験と体験が、当時とは異なる色の傾向あるいは、今だったらここはモノクロにするという作品もあった。その場合は、もう一度モノクロで一から仕上げなおした。
突然見つかったお宝みたいなデーター。自分の13年間をもう一度振り返り内観することができた素晴らしいデーターだった。そして無理のない素直な画質設計をしていたNikon D700の素性の良さと潜在的ポテンシャルを感じた。同時にD700は画素数だけがすべてではないよと、画素数バトル激しいフルサイズミラーレスにアンチテーゼを投げかけてきた気がある。Nikon D700 13年前のNikonの良心と真面目さ クラフトマンシップを感じるカメラ。
今は僕のD700はあたらしいオーナーさんのところで活躍している。きっとこの浮き沈みの激しいデジタルカメラの中で、もしかしたら10年後も確実に動き 光と影を追い求めているカメラだと思う。僕もD700に負けないように撮影していきたい
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