喜多方 思い出の地

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PENTAX 67+SMC75mm SMC105mm Kodak TraiX

日中線 熱塩駅


撮り鉄全盛時代 SLがなくなったあと、一番通っていたのは非電化区間のローカル線。特に週末とかで行ける東北のローカル線が多かった。その中でも特に日中線の熱塩駅が多かった。喜多方と熱塩を1日3往復 DE10がけん引する客車2両が運用されていた。

盲腸線の駅舎はだれも来る人はいなく、ある意味写真を勉強している学生にとり貸し切りスタジオ。いろいろなものを撮った。中でも当時 コマフォトを見て、写真家 高崎勝二?さんのサントリーのビジュアルがカッコよくて、すごくほれ込んで真似して、ダルマを持っていって「サントリー 俺の写真使ってくれないかな?」なんて思いいろいろ撮った。夜確か19時過ぎの最終列車で喜多方に戻り、そのあと2時間待ちぐらいで、上野行きの夜行列車が出るので、それに乗り帰宅した

その待ち時間に駅前の食堂に入り何回か夕飯を食べた(ふつうはお金がないので、パンをかじって済ませたが、バイトの給料日あととかお金があり夕飯を食べた)

頼むのは決まって、確か学生ラーメン。具が入っていないただの麵とスープのみ。それでも贅沢で、そのささやかな満足感で上野行の夜行列車に乗り、家に戻った。確か上野に朝の5時ぐらいに着くので、家で仮眠して大学に行くかバイトに行っていた。でもの喜多方の夕飯、駅前の食堂に入ったがメニューのラーメンは普通のラーメン。今でいう喜多方ラーメンはなかった。もちろん駅や待合室に「喜多方ラーメン」の宣伝はなかった。もしかしたら街中を歩けば、当時でも喜多方ラーメンはあったかもしれないが、少しでもお金に余裕があればフィルムを買う時代だったので、ラーメンとか食べにはいかなかった(ちなみに学生時代はお金はすべて写真だったので、コンパも4年間で10回ぐらいしか出ていないです。喫茶店も20回も行っていないと思います)
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FUJIFILM X-T4+FUJINON XF100-400mm


昔は鉄道 いまはランドスケープ 被写体は異なれど写真を撮る気持ちは学生時代と変わらない
明日はもっといいのを撮ろうという気持ちは、今も変わらない




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FUJIFILM X-T2+FUJINON XF23mm/1.4



学生時代に体験しなかった味わい、いま喜多方で喜多方ラーメンを食べると不思議な気持ち。でもいつも深夜の駅の待合室でニコンF2とペンタックス67を握りしめて、もっと写真が撮りたいと考えている自分の姿が眼に浮かびます。今日も「なまえ食堂」でラーメンを食べましたが、学生時代にこれが食べられたら、もう1日撮影で粘れたかなとおもいました



それも今は楽しい思い出です


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by masabike | 2021-05-15 21:28 | 鉄道写真 | Comments(0)
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