FUJIFILM GFX100S+FUJINON GF100-200mm
FUJIFILM GFX100 S+FUJINON GF100-200mm 蕾
LUMIX S1R+LUMIX70-200mmハイレゾ撮影 1億8千万画素
FUJIFILM X-H1+FUJINON XF50-140mm 蕾
LUMIX G9Pro+LEICA100-400mm
Nikon Z7+Nikkor Z24-70mm 冬
桜は満開で楽しみたい。これはだれしもそう思う。自分で花見の宴会をするのであれば満開が良い(いまは禁止ですが 涙)
でも撮影し作品を撮るとなると話は別物。なぜなら満開ばかりが桜や花の撮影ではない。旬は心の中にあるからだ。満開という開花状況にとらわれすぎると、心の中に見える旬を撮り逃す恐れがある。植物の写真は満開を撮るというよりも、いかにその植物のエネルギーを撮るか、あるいはたたずまいを撮るかだ。この記事の最期のZ7で撮った又兵衛さんは11月末、葉もない枯れ木状態。でもその分樹のたたずまいと、春に向けて蓄えているエネルギーが出ていると自分では感じる
満開を撮りたいという気持ちはとてもよくわかる。でもそれにとらわれて、大事な時を逃している場合もある。
僕も撮影前には頭の中にイメージ絵コンテとコンセプトを描いていく。でもあまり絵コンテにとらわれすぎると、視野が狭くなり、あるいは意固地になり他を見ようとしなくなる。絵コンテやコンセプトはとても大切だが、時には臨機応変にそれを捨て去る事、無視することも大切だ
桜=満開=カラー=Velvia調もしくはビビット=偏光フィルター この悪魔のような方程式から逃れることが、自分だけの桜を見つけられる。モノクロでもよいと思う。色がなモノクロで桜の色を表現できればそれは最高だと考える。人によっては中判あるいは大判のフィルムで表現する人もいる。2021年桜の季節 定番から外れて モノクロや蕾の段階 散り際などいろいろな条件で撮ってみるのが良いかと。ある意味撮影地ガイドに乗っている場所や時期は、撮ってはいけない時期や場所と思うのもよいかと。天邪鬼ですいません
こだわりと意固地は紙一重。そして常に撮る旬は心の中にあることを自分でも肝に銘じたい。
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おだてられるとたくさん撮ります 笑