FUJIFILM X100
2011年3月 富士フイルムさんからプレミアムコンパクトと言う位置づけでX100が発売された。それはカメラ業界にとりエポックメイキングな出来事だった。使いやすい小さなプロ機 x100は瞬く間に売り上げを伸ばし 最終的に10万台以上売れたと言われている
X100が発売される数年前、あるカメラメーカーさんから「相原さんだったら将来どんなカメラが欲しいですか?」と尋ねられて「コンパクトだけど、遊びに行っている先で、急にお仕事モードとなったら、仕事でつかえるカメラ。プリントは大全紙まで可能な画質が得られること。レンズは35mmもしくは50mm 開放1.4~2.0 センサーはフルサイズあるいはAPS-Cで 見た目はかっこいいやつ」と言ったら、そんなコンパクトカメラ売れないですよ。買うのは相原さんだけですよ」と言われた
でも2011年 発売されたX100はまさに僕の欲しいカメラを実現してくれた写真機だった
当時はほかのメーカーさんから「感材屋さん(フィルムメーカー)にカメラが作れるわけない」「お手並み拝見」などマウンティングされたコメントを僕はたくさん聞かされた。でも彼らはFUJINONと言うブランドでレンズを作り続けていることを忘れていた
発売当初 サロマ湖で撮影していると、横で撮影していた、他社の一眼レフを持った方が、ちらちらこちらを見ていた。x100気になったのだろう。「よかったら見てみませんか?」と声がけして、撮影画像をお見せした。「え~~うちのカメラと全然色が違う!!撮って出しでこんなの撮れるの」と言い驚いていた。
数年後 その方とは名古屋の写真展でお会いして「あのおかげで100もXシリーズも買いました。前の一眼レフ?あれは売りました」
ひとり新たな沼に引き込んでしまいました
そしてX100が我が家に来て、新しい写真創作活動の世界 楽しいディリー写真の世界が始まった
実はX100は僕に、3つの事を教えてくれた
1)モノクロ写真の楽しさ
2)スナップ写真の楽しさ
3)これからのデジタルカメラはjpeg撮って出し
1)に関して フィルム時代モノクロも撮っていた。ただ比率はとても低かった。モノクロ用のカメラを別に持ち歩かなければならなかった。だがX100はモノクロモードにすることで、それまでのカラーから色を抜いただけのような他社のモノクロと異なり、フィルムでの諧調のモノクロが撮れることで、日々 モノクロを撮ること撮れることの楽しさを教えてくれた。
2) その小さなボディー&高性能はそれまでスナップ=ライカの世界だったところに大きく変革をもたらせた。街中で使うX100は目立たずひっそりと高画質の絵を撮ってく入れた。人物の撮影でもその小ささは、相手に威圧感を与えない。被写体との間のバリアを作らないことだ
3)言わずとしてた富士フイルム フィルムシミュレーション。まさにフィルムの色。撮って出しの高画質の絵は、画像処理から解放してくれて、フォトグラファーを撮影することだけに専念させてくれる。
今のミラーレスの大きな基幹を作ってくれたカメラだと思う。その後X-Pro1,Pro2,Pro3あるいはT1,t2,T3.T4さらにGFXシリーズと発展していく
3月5日は僕は映像革命の日だと思っている
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