
FUJIFILM GFX50S+FUJINON GF45-100mm ASTIA mode
雪がしんしんと降る五箇山の朝。お目当ての渓谷を目指した
水墨画の世界に、凛とたたずむ赤い橋。雪の中に存在を主張する。あまりに強い存在はストレートで撮るとまわりの、風景を食ってしまうので、水面に映る姿をアクセントで入れた
よく風景写真を撮る方で絶対に人工物を入れないという方もいます。その気持ちもよくわかります。僕もオーストラリアでランドスケープフォトの撮影ではキホン人工物は入れません。その理由は撮影コンセプトが「地球のポートレート Earthrait] 地球が生まれたままの姿を写す、そのコンセプトだと地球誕生の時には人工物がないので入れていないです。ただ違うコンセプトでの撮影では人工物を入れています

Nikon F6+Nikkor14-24mm FUJIFILM Velvia50
四国 四万十川での撮影です
あえて鉄塔をセンターに入れて、アクセントとともに自然の多く差を表現しています。そして有名な沈下橋ではなく、みんなが嫌がる鉄塔を入れることで他者との作品の差別化を図っています
大自然の中の人工物。僕はそれが絵を引き立てるのならばむしろウエルカムだと思います。室町 江戸時代からの水墨画や 墨絵 俳画でも、渓谷図に小さなお堂あるいは橋、時には仙人を書き込むことで大自然への畏敬の念 あるいは大きさを比較表現していると思います。ネイチャーフォトだから、すべて人工物は排除する。それでは表現が狭まります、そして入り込む人工物をうまく表現できないんならば、それは撮影者自ら力量が足りないということになります
狭い日本 絶対人工物を入れないでは、表現は狭まります。五箇山 雪の朝 もし赤い橋の映り込みが無ければ、この写真はつまらなくなっていると思います
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おだてられるとたくさん撮ります 笑