Mate Ship 同じ釜の飯の仲間

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FUJIFILM X-Pro2+FUJINON XF16mm/1.4


昨日 名古屋写真展初日 昔の会社の仲間であり後輩の2人が写真展に来てくれました。すごく、すごくうれしかった。コロナ禍で大変な時に、わざわざ来てくれて涙が出るぐらいうれしかったです

フォトグラファーになる前、大学を出てから29歳まで約8年間、創芸という広告代理店で働いていました。しかもポジションはAE(営業です)バブルへむかってGoの時代でしたから、ものすごく忙しく、1月4日に出勤したあと、次の休みが6月末という年もありました。(いまでしたらブラック企業ですが笑) でもいろいろなことを経験 体験でき勉強になりました。仕事での立ち振る舞いから、見積もり 請求書 企画書などの制作など仕事の基本となる事務作業、勝てる見せるプレゼンテーションなどの仕方、マーケティング戦略 メディアミックス戦略 イベントの仕切り方 現場でのスタッフ 外注の方への配慮 などなど数え上げたらきりがありません。そして一番大きなことはビジネスマナーと会社という組織の動き方を徹底して教えられたことです。今までフリーランスのフォトグラファーとして無事に仕事ができたのは前の会社と前の仕事の仲間の皆様のおかげです。


よくサラリーマンが嫌いなのでどうしたらフォトグラファーになれますかと?写真展で聞かれます

それではフォトグラファーになれません 逃避では無理です。昔の直属の上司(今でも大変お世話になっている方で、頭が上がらない方ですが) サラリーマン時代に、営業マンができないやつがフリーランスのフォトグラファーなんかできるわけがない。テクニックと知識だけだったら一生スタジオマンで終わってしまうよ。撮るだけではプロになれ。耳にタコができるほができるほど言われまができるほど言われました。そのときは?と思いましたが今はその通りと思います

やはりフォトグラファーといえども職業です、クライアントとの折衝があります。営業活動もあります。昔みたいにパトロンがいて好きな作品だけ撮る生活はありえないです。なので社会や会社組織の在り方動き方を知っていないと無理です

特に自分としては広告代理店にいたのがとてもよかったです。写真はメディアあっての仕事。広告代理店にいると新聞 出版 テレビ ラジオなど全メディアを俯瞰で見ることができるので、各メディア別の特性がよくわかるのと、その特性を生かしたメディアミックス戦略が立てられること、各メディアをいろいろな角度で考察することができること、そしてマーケティング戦略とメディアを結び付けて見れることです。もし新聞 テレビ ラジオ などの各メディアで働いていたら、メディアの世界を俯瞰で見る体験と知識は得られなかったと考えます。なので僕はもしフォトグラファーを希望するのであれば広告代理店で働くこともお勧めします。もちろんこの業界にネットワークもできます

東京以外で写真展を開催するときは、札幌でも 仙台でも名古屋でも大阪でも 福岡でも、昔の会社の支社があった場所では昔の上司や仲間が必ず来てくれます。これがサラリーマン時代の一番の宝物だと思います

ただ悲しいことに、昔の会社 創芸は価格コムのデジタルガレージグループの傘下になりDGコミュニケーションと名前が変わってしまいました。でもまだ残っている昔の仲間は創芸の時のSpiritを持ち続けていると思います

本当に昨日 写真展に来てくれた、朽木さん 味岡さん どうもありがとうございました。素晴らしい名古屋の写真展の幕開けでした




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by masabike | 2020-12-19 07:39 | 広告仕事 | Comments(0)
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