秋雨高原図 FUJIFILM X Series facebookより

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【和の「写心」By Masaaki Aihara】
「秋雨高原図」 長野県 乗鞍高原
FUJIFILM GFX 50R + FUJINON GF45-100mmF4 R LM OIS WR
紅葉も、北のエリアや高原ではそろそろ終わりに近づいている。そして今年はエリアによっては雨が多い。見頃を過ぎても、雨が多くても、それはそれで絵としてプラスになるかもしれないと思う。盛りや晴ればかりが画ではない。歩き回り自分の好みの色や光を見つけることが大切で、それが写真の面白さと醍醐味だと思う。
そんな風に歩き回るときに最近、マイブームなのがGFX 50RとGF45-100mmの組み合わせ。GFX 50Sと比べてシンプル・コンパクトなボディと、日常の視点をカバーできるGF45-100mmしかも手ブレ補正機能付き。今年の秋のシーズンはこれで大自然の中を歩き回り撮影した。上高地や乗鞍に行った時はこのシステムだけで、トレッキングをして撮影し、何ら不足不満はなく、撮影に没頭できた。機動力を持った日常でも使えるラージフォーマット。言うならば、コンビニにお買い物にも行けるF1マシンだと言えば分かりやすいだろう。
今回の作品は、雨の早朝、乗鞍高原を散策しているときに、雨に濡れた赤い実に付いた雫がまるで花のように輝いていたので、狙ってみた。GF45-100mmのズームレンズでありながら美しいボケ味、そしてラージフォーマットならではの質感描写、立体感が表現できる。今回の作品、できればスマホやタブレットだけではなく、大型モニターや50インチ以上のテレビ画面でも見ていただきたい。この雫の美しさがはっきりわかるはずだ。個人的には全ての作品は、写真展で大伸ばしをする前提で撮影している。画質のみならず、細かいディテールの配置や光の捕まえ方も。細部の表現が、全体を司ってくる。光の神は細部に宿ると考える。そのためには風景であればラージフォーマットが必要になってくる。画素数ではなく、センサーやフィルムはある面積を超えると急激に絵の存在感が変わり立体化してくる。フィルム時代、多くのプロフェッショナル達が、ラージフォーマットのカメラを持っていた。それはラージフォーマットを持つこと=プロフェッショナルの証でもあったからだ。もし、自分の作品を仕事で使う、あるいはプロと呼ばれる領域まで作品を昇華させたい。そう思うならば、ラージフォーマットのGFXシリーズは作品作りの必需品だと思う。人類が生きていくためには、空気と水が必要だ。写真家が生きていくためには、光と影とラージフォーマットのGFXが必要だと僕は考える。
これから晩秋~雪の季節。ランドスケープを撮るのに最高の季節。よりディテールが物を言う画が欲しくなる。そんなあなたの作品作りに、光の神様を宿してみませんか?GFXとGFレンズは必ず、息をのむほどの光をあなたの作品もたらしてくれるはずだ。

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by masabike | 2020-11-04 17:53 | 日本風景 | Comments(0)
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