FUJIFILM GFX50S+FUJINON GF23mm
西オーストラリア州 レークバララッド
撮影協力 カンタス航空
去年の今頃、荒野のど真ん中でキャンプをして撮影していた。今はコロナでいけない。
なので家での中で野菜や花や、バイクの部品を撮り作品を作るか近間のスナップが多い
少し寂しい残念さもあるが、逆にこれはこれで良かったのかもしれない。
オーストラリアと言う最高の素材をいかに料理するか!それも大事。素材の目利きもある
でももしかしたら、素材に頼り切っている部分も認めざるを得ない。これは多くの風景写真家が同じことだと思う。
粘り勝ちという言葉があるが、裏を返せば受け身である。攻めではない。スタジオのフォトグラファーは自ら光と影を作る。攻めである
世界の果てに行かなくても、珍しい自然現象に出会わなくても、自分の光と影を見つければそれでよい
僕は世界を股にかける旅人でもなく、珍獣ハンターでもなく 、光と影のスナイパーだから
攻めと受け身 この両輪ができてこそプロだと思う。いい光が来なかったから撮れなかった・・、どうしていい光のところに行かないのか?、どうしてよい光を呼ばないかいつもそう思う。
ネイチャーフォトグラファーの教祖と呼ばれる竹内敏信さん、でも実はしっかり公害問題と言う、とても重い問題をアグレッシブに撮られている。受け身ではない。アンセルアダムスにしかり、濱谷浩さんにしかり。よい光が来るのを待つだけではフォトグラファーとは言えない。
だからこそコロナで限られた条件 限られた時間で作品を撮る。とても厳しいけどとても良い試練。それで作品が撮れない場合はどうするか、それは写真家として存在する意味がない。家をしょうことはそれぐらい厳しい。一流シェフは冷蔵庫の中の残り物でさえもおいしい料理に仕立てる。一流のサッカー選手は、アウェーだろうが、グランドのコンデイションが悪くてもゴールを決める。どんな条件でも作品をなす。これがプロの写真家の条件だと思う。この宇宙 すべての物は光と影で成り立っている。だったらどこでもいつもで写真は撮れるはず。
この大変な時を如何に好機に変えるか それがもっとも大切だ。好機来たると、思ったほうが良いかもしれない。
あしたも今日学んだことを生かして、元気に作品を撮ろう
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おだてられるとたくさん撮ります 笑