コロナ禍で3月から約4ヶ月ぶりの品川。人が多いと聞いているので戦々恐々で向かった先はキヤノンSタワーの写真展 TOKYO-GA
正直 最近見た写真展でいちばんインパクトがあった。
自分自身で不動産や建築の広告を撮っているが、今回建物を見る自分の視点の錆びついている部分を見せつけられた気がした
特に5人の中で神宮さんの作品、この視点があったかと、コロンブスの卵だった
5人5様
ゆったりしっかり作品として見せている
メーカーのギャラリーありがちな、この機材で撮ったとかテクの解説はなく、作品での真っ向勝負 気持ちの良い写真展。そして表現することの大切さを見せつけられた。カメラはあくまで表現する家庭の道具にすぎない。東京の情景がまるで異国や異界のようだった。キヤノンさんのこの展示姿勢に大きな拍手を送りたい。そして静かだけどとても力強いメッセージの5人の作品。もっとたくさん見たかった
誰もいないギャラリーで至福の30分だった
よくキュレーターさんや美術館のひとから「キヤノンさんはアートに理解のある会社」「アートの造詣の深い会社」ということを聞く。確かに多くの展覧会の協賛や、美術館の賛助会員になられている。他のメーカーとカメラのスペック競争に専念していると思わせて、知らない間にアート業界の外堀を埋めている気がした。まさにキヤノンのmarketing戦略おそるべしを感じた写真展でもあった
そして作例ではなく、作品でありかつ、少しだけひねっていて、でもじっくり見るとわかりやすく心に残る写真展だった。もう1度みたい
最後にこの写真展を企画したキヤノンさんに大きな拍手を送りたい
ありがとうございました
この写真展の影響で帰り道は建築を撮りまくり帰宅した。ぜひ皆さんお勧めの写真展です。7月20日までです。ニコンユーザーもソニーユーザーも 見てほしい。カメラにこだわるのではなく、写真にこだわってほしい
いまはStay Home
ブログランキング応援クリックお願いします。応援たくさんしていただけるとたくさん写真がアップされます 笑
下のランキングバナーをクリックしてください。