アメリカに想う

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Nikon D70+Nikkor28-70mm


いま毎日テレビのニュースでアメリカの大変さを見て心が重い
1つはNYを中心としたコロナ  もう1つは黒人の方が警察の検挙で亡くなったことに端を発したでもと人種格差


僕はアメリカのことは偉そうに言える立場ではない。なぜならたっか2回しか仕事でしか行ったことがないからだ。1回は西海岸のシアトルで、アメリカン住宅の撮影。毎日ホテルと撮影現場の住宅の往復。それ以外ほとんど自ら進んで何か体験する時間は少なかった


もう1回は東海岸 ボルチモアで自然ミュージアムのオープニング記念で小さな写真展を開催に、なぜかオーストラリア代表で行ったこと(日本代表ではなく、オーストラリア政府のお仕事) ここでもほとんど写真展会場とホテルの往復で、ボルチモア市内は見ていない(主催者型治安が悪い時期なので、出歩かないようにと言われた。ホテルと写真展会場は1キロも離れていなかったが、タクシーを使えと言われた)

ある晩 、アメリカ側の主催者がオープニングパーティーを僕のためにしてくれた。招待客はアート系 メディア系 NYやボルチモアの企業やVIP?
パーティーオープニングはオーストラリア国歌斉唱。僕もオーストラリア代表なのでもちろんオーストラリア国歌歌いました。君が代ではありません www

パーティーが始まり、握手 名刺交換 記念写真の連続。でも何か変だな?と思い始めた。まわりを見渡す。あれ?あれ? 参加者で白人以外は僕だけ?パーティーのレストランのスタッフさんたちはヒスパニック系や黒人の人もいるけど、招待客はみな白人?驚きでした。お客さんも、何でオーストラリア代表が、アジア人なの?なんで黄色人種?そんな違和感を感じを肌で感じました。握手しているとき 会話の時もときどき場違い感 違和感を感じました

それまで幾度となくオーストラリアで写真展やアート系のパーティーに参加させていただきましたが、白人 アフリカ系の人 アジア系 中東系などなど人種のるつぼでした。白人オンリーというパーティーはオーストラリアでは体験していなかったです

ボルチモアのパーティーでは、参加者の人も??と思っていたみたいです。何となく「なんでオーストラリア代表の写真展をするフォトグラファーが日本人なの?白人じゃないの?」的なささやきがなんとなく耳に入りました。オープニングの乾杯のあと、オーストラリア大使館の方がご挨拶で「今回の写真展のフォトグラファーのMr Aihara。彼は今のオーストラリアを代表する写真家です。オーストラリア最大の写真ギャラリーで個展を開催しています。たんにたまたま国籍が日本というだけ、われわれはオーストラリア人と思っています」というご挨拶をしてくれて、参加のアメリカの皆さんは、なんか狐につままれた感じで面白かったです

でも本当にこの時 人種の壁というのを感じました。本当にワスプというんがあるんだなとも。だから黒人やアジア人 ヒスパニック系でかっこたる仕事や地位を築かれた人たちのご苦労は並大抵なものではないだろうと痛感しました。そしてそれはホテルでも薄々感じました。ベルボーイさんやポーターさん ルームサービスなど現場のスタッフはほぼ全部非白人系 GMだけが白人そんな感じでした。同じ 移民国オーストラリアではやはりホテルではいろいろな人種の人がいて、白人系の方でもポーターさんとかしています。今回のコロナで黒人の人たちの方が白人の人よりも感染率が高い、人と接するブルーワーカー的な方が多いからといことも納得できます

たった2回 しかも限られたエリアと時間でしか体験していないアメリカですが、人種の壁を感じました。LAやロス、あるいは南部ではまた違うと思いますので、アルミ独断と偏った見方と思い記事を読んでいただければと思います

はやくアメリカが収束してくれることを望みます



いまはStay Home


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by masabike | 2020-06-02 09:27 | | Comments(0)
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