アフターコロナ価値観の変貌

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LUMIX G9pro+LEICA200mm


コロナ禍 いまだ収束が当然ながら不明。でもロックダウンが解けたパリでは少し価値観の変化が起きているらしいです(あくまでネットのニュースからですが)

今までパリっ子たちは、パリ市内に住む。しかもパリの1区~始まりなるべく若い番号が良かったらしいです。小さくてもパリ市内のアパルトマンに住むのがステイタスだったらしいです。そういえば、以前 知人のフランス人 写真家から 「僕は東京であうフランス人が嫌い、なぜだかわかるかい?僕がフランス人だとわかると、君は何区の出身?ときく。区があるのはパリだけなんだよ。僕がプロバンスの出身というとあからさまにバカにした感じをする。彼らはパリ市内の1~10区ぐらいがフランスだと思っている」と聞いたことがある

だが最近はパリの不動産屋さんに「郊外で庭のあるうちに引っ越したい」「テラスのある家に越したい」という物件の相談が急増中。つまり中心街でなくてもよいとなったみたいだ。これはテレワークの影響でもある。密集地帯よりも安全な郊外、公園に行くよりも庭のある家で潤いが欲しいことだと思う。やはりStayHome生活の潤いが利便性よりも優先になったみたいです。しかもテレワークになれば、毎日 職場に行かなくても良いので郊外か田舎の家に、人気が出てきたみたいです



パリ以上に人口集中の首都圏。テレワークの発達と社会状況の変化で大きく変わる気がします

僕は大学卒業 からず~~っと不動産広告に絡む仕事をしてきています。当初 広告代理店の営業マンでしたから、不動産と言えば利便性。そして新宿 大手町 品川まで直通で何分かが、物件セールスでは大きな売り文句でした。それと沿線人気。首都圏ですと、田園都市線 小田急線 東横線など西が多いです。特にマンションでは駅近が最優先。さらに最近ではおしゃれなタワーマンション。でも今回のコロナで日本も不動産 パリのように変わるかもしれないです。

結論から言うと潤いのある生活 密集しない生活 見栄の張らない精神的に楽な生活に代わるかもしれません

テレワークが進み、かつ不透明な時代になると、大手町までの時間や駅ちかよりも、価格が安い、一戸建てあるいはテラスハウスで、庭がある 潤いのある空間が欲しい。そして企業も毎日来る 社員の交通費の負担はすさまじいです。遠方でテレワークで週1~2回の出勤で住宅補助にその予算をまわしたほうが良くなるかもしれません

また高層タワーマンションはエレベーターでの感染が皆さんこわいと言います。武漢でもそうでした。これからまた第2波あるいは。また何年か後に新手のウィルスの危機難を考えると、長時間のエレベーターは怖いです。さらにもう何年も言われている首都直下地震 東海地震 などなど感がえると、人口分散型になりつあるのではと思います。見栄を張り人気の沿線よりも、生活の潤いや安全性 趣味や余暇が生かせる環境を優先とするように不動産需要変わると思います。

もしかしたら東京から東北や北陸あるいは北海道の新幹線の沿線 あるいは飛行場のアクセスが良い場所に住まいを移し、あとはテレワークという人が増えれば、首都圏集中の解消と、地方の人口流出 支出に占める不動産固定費の割合が減る 1席5丁ぐらいなのではと思います。

あと10年たったら「大手町まで直通40分」の代わりに「医療機関完備  美術館 スポーツセンターあり新幹線で東京まで 1時間半」という物件が人気になっているかもしれないです。


写真の建物と記事の内容はまるで関係がございません

いまはStay Home


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by masabike | 2020-05-31 19:02 | Tokyo City | Comments(0)
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