FUJIFILM X-T3+FUJINON100-400+1.4テレコン
FUJIFILM X-T3+FUJINON100-400mm+1.4テレコン
Stay Homeで一番していることは、過去のデーターの整理。日々、撮影の追度にデーターの整理とセレクションをしているけど、時間がたつと好みが変わる、あるいは仕事のクライアント目線でセレクト もしくは写真展の展示の流れでのセレクトもあるので、過去のデーターのおさらいをしている
丁度、一昨日再セレクトしたのはX-T3が出たさいに、テスト撮りした新幹線。ちょうど フジフイルムさんの大宮事業所の打ち合わせの帰り、そのまま大宮駅のホームで撮影。安全と駅の人に迷惑とならないように、100-400mm+1.4テレコンで撮影。フルサイズだと600~800mm相当で撮影できるので、白線の内側でも問題なく撮影できる
超望遠の圧縮効果で、レール 車両 そして鉄塔の並びも非日常の視点で、その面白さと変化、そしてより強いインパクトになる
でもこれ、何か最近 見たことある感じ?そう思う人多いと思います。そう三密報道で、商店街が人だらけ。でも地元商店街の人たちは「いや自粛で人は少ない」と反論。少ない人がたくさんに見える、これはまさにレンズのトリック 写真のマジックです。素人にはわかるまいと、それを悪意に使ったのが今回の三密報道
メディアはこう見せなければならないと、先に結論を持ってきた悪い例です。あるいみ映像の暴力であり犯罪です。ただこれは今に始まったことではなく、昔からあります。いまだに真偽が問われる、キャパの倒れこむ兵士が有名です。さらにナチスの宣伝です。常に宣伝相ゲッペルスはヒトラーをローアングルからしか撮らせなかった。仰ぎ見ることで「総統は偉大なり」を聴衆に植え付けた。これはムッソリーニも多くの独裁者がその後見習った
だから今の選挙のポスターでは、どんな高慢な政治家でも、カメラアングルを目線からやや高めにしている。これで皆さんと同じ目線 あるいは皆さんを大事にしていますよというのを意図的に演出しています。
この写真の組み方 見せ方にたけていたのがナチスがはびこっていた、戦前のドイツ。それがゲッペルスに一役買っていた。 日本のフォトジャーナリズムの祖とされる名取洋之助は、まさにそのドイツのミュンヘンナーイラストレイテッド あるいはベルリナーイラストレイテッドで働き、ドイツでの写真の見せ方読ませ方を会得して帰国した。そして日本工房を作り多くのフォトジャーナリストを輩出した。土門拳氏もそう。土門氏が撮影した当時の海軍参謀の宇垣氏のの作品はフォトジャーナリズムの傑作ともいわれている。
話はそれたが、名取氏の名著 写真の読み方は 写真の セレクト レイアウト キャプションでいかにメディアとして読者を誘導するかが詳しく書かれている。僕も大学時代のフォトジャーナリズムの教科書だった。最近では、イラク戦争でミサイルが命中していないビルに、報道カメラマンがフォトショップで噴煙を合成して、燃え盛るバクダッドと報道したが、そのごビルのオーナーから「うちは空爆を受けていない」と訴えられ、うそが世界にばれて首になった
つまり報道の写真も映像も記事もすべて、メディアというフィルターを通して僕たちにの目に触れる。そのフィルターがときにはメディアの都合の良いフィルターがかけられている。視聴率のため 発行部数のため、下手をすると政権のため。メディアが法の番人で有る時代は終わった。今やメディアのポチになり、ネットではマスゴミとすら下げすまれている。インターネットやSNSがこれからは法の番人か、あるいはメディアの番人になるのだろうか?それも危険すぎる。これからは自分の嗅覚と第六感のみが、頼れる世の中かもしれない
いまはStay Home
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