生前 札幌ではとてもお世話になった。特にリンクを張った、吹雪の銭函海岸の撮影がとても思い出になっている
とても熱い方で、よく電話で写真のこと 写真家のあるべき道 カメラのことなどなどたくさんお話しさせていただいた
板橋にも来ていただき、飲みに行ったが下戸だと知り驚いた。見た目は軽くボトル1本ぐらい開けそうなかただったのに
そして鉄道が大好きだった。札沼線に撮影に行きましょうと、言われていた。そしていまは札沼線も上原さんも亡くなってしまった
いくら鉄道が大好きだからと言っても、札沼線の後を追いかけて違う世界に行かなくても良いのに・・・・・
お悔やみ申し上げます
合掌
以下は 彼が企画した、小樽36枚撮り1本勝負のブログです
今回、北海道は北の匠大島秀昭さんの富士フイルムフォトサロンの見学と、いつもお世話度、面倒とご迷惑ばかりおかけしている北海道の相原サポーターズの皆様にごあいさつでお伺いしました。どんな撮影でも一番大事なことはロジステック後方支援です。撮影では地元の人の人間関係です。これなくしては撮影はできません。シャッターを押すときは孤高でも、押すまではチーム力、後方支援です。でも先生になるとこの後方支援を忘れてしまう人が日本には多いので悲しいです。オーストラリアではマイトシップを忘れたフォトグラファー、いえフォトグラファーに限らずどんな人でも相手にしてくれません
そんなわけで、今回はマイトシップで小樽で フィルム1本勝負をしている
超硬派写真家・上原氏の小樽フィルム1本勝負に参加しました(上原さんにはいつも札幌ではお世話になっているもの今回是が非でも参戦・・・じゃなくて参加させていただきました)
ルールは1つだけ36枚撮りネガカラーで1時間でどれだけものにできるかです。今回は気合を入れるためドーピングしました(笑)ユンケル徳用 465円を注入しました。やはり砂漠疲れが・・・・カメラはニコン至宝の銘記F6+MB10+Nikkor50/1.4。フィルムは富士フイルムの名品ネガカラー pro400。短期決戦1発勝負のときはファインダーの見やすさが物をいいます。Nikon F6に関しては、古今東西フィルム&デジタルを通して世界のカメラのファインダーの頂点だと思います。F6を買うということはニコンさんの光学ファインダー技術の結晶を買うと言っても過言ではないと思います。僕の友人のプロカメラマンもファインダーに惚れてEOSから乗り換えた人がいます。やはり下丸子の会社ではこの職人芸は無理みたいです
Pro400は400でありながら微粒子性と広い諧調が素晴らしいです。今回は撮影後すぐ現像して皆さんと見比べるのでネガカラーです。でもネガカラーフィルム使うの2年ぶりで怖いです。久しぶりに女の子とデートするような、期待と不安が入り混じっています。しかもアウェイです。さらに撮影前に儀式があります
NikonD800E Nikkor24~70mm
儀式は全員のカメラを集めてみんなで撮ります。昔、文芸春秋のカメラマン試験を受けた時、やはり2時間でモノクロ1本勝負で、その時はカメラに封印されました。150人ぐらいで最終選考2人まで残ったのですが、最後落ちてしまいました。受かっていたら名カメラマン「不肖 宮島さん」とお仕事していたかもしれません。前置きはこれぐらいでいざ!!!戦闘開始です!1時間37枚ご覧ください
NikonF6 Nikkor50/1.4 FUJIFILM Pro400
36枚1本でしたが1枚余分にとれて37枚でした。ネガカラーは今恐ろしくラチュードが広いので露出の+-で変化がつきにくいので(撮影時は+3~-3ぐらいまで変化させているのですが、1時間仕上げのオートプリントですと皆同じになってしまいます。そこで今回はブログにUPするとき明るさのみ少しイメージに近づけるのでいじりました)
1時間でかなりくたびれました、パワー100%全開で行きました。特に後半見つけたアンティークショップ気にいりたくさん撮りました。最後に皆さんと作品見せあいで無事終了、ブーイングを食らわずホッとしました(笑)
でもたまに1時間36枚1本勝負大事だと実感しました。みなさんもお試しあれ!
上原さん!次回は冬の小樽あるいは東京下町で1本勝負しません?笑
上原さん さようなら
無念