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FUJIFILM X-H1+Carl Zeiss Touit50M


昔よんだ本で、浅井慎平さんの名著「カメラはスポーツだ」というのがある。写真のリズムをいろいろ説明してくれた、テクではないメンタルに趣を置いた本だ

学生時代に何度も読み返した


まさに写真はスポーツと同じだ。毎日撮らないと撮れなくなる。職人的勘が鈍ってくる。さらに撮らなくなると、良い光や被写体が呼びかけてきても、気が付かなくなる、見えなくなる。だから毎日写真を撮らないとだめだ。えてして、映画などでも巨匠なんとかさんが何十年かぶりにメガホンをとるとかいうのを見ると、錆びついていることが多い。

今自分の場合でも、自宅で自粛籠城生活。いろいろな写真集 アート系の本も見ている。だが実際にリズムに乗せて、シャッターを切り、光と影と対話して、自分だけのマニアックな世界にワープしていかないと、写真家の心の眼は、蜘蛛の巣だらけのお化け屋敷になってしまう

昨日、ふと洗面所で家内の香水の瓶を見たとき、突然 写欲が噴火した。黒い布をリビングにひき、もろもろ撮影道具を用意して撮るのに没頭した。撮り終わるとなぜか、肩で息をしていた。それぐらい全力で撮影に向かった。コロナも怖いが心がさびて動かなくなるのがもっと怖い。被写体はどんな時でも、どんなところにでも転がっている。桜が満開でないと撮れない、きれいな富士山の雲がないと山と対話ができない。それは全て嘘っぱち。被写体を見れない 見つけれない 対話できないことへの自分の心への言い訳、心への嘘つき。でもどんなにうそをついても心の奥では、うそから逃げられない。外に出れない 家の中には宝がいっぱいあるはずだ。さあシャッターを押そう。そして心に光を灯そう


ともかくStay Home



いまはStay Home


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by masabike | 2020-04-20 15:14 | 写真アート | Comments(0)
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