


LUMIX LX100Ⅱ
作品のほとんどが8×10のモノクロフィルムで撮られた作品(一部 6×6の作品もございます) そして驚くことにプリントがゼラチンシルバープリントと鶏卵紙プリントで構成されています。不勉強ですが、この現代で新たに鶏卵紙のプリントができることを知りませんでした。稲垣さんがご自身の手作りで鶏卵紙を作り、それに8×10でプリントをされています
今回の写真展 単にプリントがすごいというだけではなく、じっくり光と影と対話をし、静かなる闘志を作品に込められて撮られています。まさに稲垣氏ご本にそのものです。稲垣さん物静かですが、静かさの向こうに鋼のような闘志を感じます。アジェやニエプスに対する強い気持ちがプリントからあふれています。そしてその熱い気持ちを
とてもなめらかで重厚なプリントに込められています。久しぶりに作例ではない、本当の写真の作品。じっくり時間をかけて自分の世界を作り上げた写真展を拝見しました。とても残念で悲しいのですが、稲垣さんの世界とプリントのすばらしさを、SNSと僕の文章では伝えきれないです。
今でもその作品は、しっかり僕の脳裏に刻まれています
ぜひぜひ生の作品を見に行ってください。ギャラリーもとても素晴らしいです
デジタル世代 写真なんてSNSで充分と思っている方にこそ見ていただきたいです
ギャラリー バウハウスでのROOTS アジェとニエプスを辿る旅
4月18日まで開催。日曜 月曜 祝日休館です。
お見逃しなく
ブログランキング応援クリックお願いします。応援たくさんしていただけるとたくさん写真がアップされます 笑
下のランキングバナーをクリックしてください。