ACROSⅡ 写真展最終日 フィルムの味は禁断の恋

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FUJIFILM ACROSⅡ+PENTAX645NⅡ+SMC 75mm 45~85mm  MARUMI Y2&O56




写真展もいよいよ最終日

2週間の写真展はあっという間だった。そして今回は自分でも初めてのフィルムでオールモノクロの風景写真展。こんなこと言うと、夜道で刺されそうだけど、気分はアンセルアダムスだった

今までフィルム モノクロでスナップと鉄道の写真展は経験があったが、風景は初めてだった。この数年 というかCarl ZeissOtusを発売して以来、モノクロームで物のフォルムやシルエットの機能美を表現しようと、Katachiというコンセプトで撮影を始めた。そしてもう1つ、写真家 20周を機会にもう一度標準レンズでモノクロ 縦位置構図で作品を撮ると決めたのがKatachiだった。いくつかの作品は標準以外もあるが、基本的に超広角や超望遠などレンズのエフェクトに頼らない、自然な視点でしっかり被写体と向き合う姿勢を撮ることにしている

この数年 D800E D810 GFX50R&S  S1RKatachiを撮っている。だがフィルムでは数点しかなかった。今回 ACROSⅡで撮影したKatachi。思わず自分でもプリントの質感に手で触ってしまいそうだった。特にランドスケープの大型プリントで作品を見たとき、思わず鳥肌になってしまった。フィルムならではの階調と、それを余すところなくプリントで表現してくれた写真弘社のプリントの匠たちに厚くお礼を言いたい。そしていくつものハードルと開発時間の壁を乗り越えてACROSⅡを生み出してくれた、富士フイルム イメージング事業部とエンジニアの皆さんにもお礼を述べたい。ありがとうございました

デジタルに浸っていたからこそ、改めて気が付いたアナログ銀塩フィルムの世界の美しさ。妖艶な再現と表現力は、改めて写心の力を感じた。In and Out 、デジタルをやったからこそ、一度外に出てみて、見たフィルムの世界。もう一度懐かしい光と影の扉を開けたら、さらに美しくなった恋人が待っていた感じだ

ACROSⅡ  磨きをかけた、古い恋人を見つけてしまった。デジタルと二股をかけると思う。この二股の恋は誰にも迷惑をかけない。唯一迷惑をかけるとしたら、有限な人生の持ち時間。あと100年人生があれば思う存分 撮れるのに・・・・



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by masabike | 2020-02-27 09:18 | 写真展 | Comments(0)
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