写真展 Nikon & CANON

写真展 Nikon & CANON_f0050534_22254242.jpg




























写真展 Nikon & CANON_f0050534_22254251.jpg





























写真展 Nikon & CANON_f0050534_22254266.jpg































写真展 Nikon & CANON_f0050534_22254291.jpg































写真展 Nikon & CANON_f0050534_22254245.jpg






写真展 Nikon & CANON_f0050534_22311660.jpg

週末 品川で2つの素晴らしい写真展を拝見しました。どちらも大変すばらしく 静と動 そしてどちらも素晴らしい人間ドラマでした。最初は キヤノン ギャラリーでの熱田護さんの500GP F1の記憶



まさに500GPを見た人 体験した人 そして観察した人ならではの作品展です

そして何よりもプロフェッショナルの仕事ということをいやというほど見せつけられました。感性とテクニックとロジスティックスの融合でした。特に最後のカットのイギリスGPで暗雲の中ノーズを光らせるマシンを撮ったカット、もう涙ものです。自分が同じ場面に遭遇したら、こんな大胆なアングルが撮れるか自問自答しました

モータースポーツフォトグラファーには2つのタスクがあると思います。1つは映像の美しさ 自分の作品としてのF1。もう一つはメディアとして、まずはその日のレースの結果となる写真を配信する。この2つのせめぎあいで自分の世界観を構築する、とても大変です。胃が痛くなります

本当に1つ1つのサーキット トレース展開の先読み 光読み まさに職人芸です。アマチュアがどう逆立ちしても撮れない作品です。よくレースメディアパスが手に入り、あそこに立てれば俺でも撮れるよ!!という方がいます。でもそのパスを手に入れるのも、仕事のノウハウです(F1のメディアパスはスーパープレスライセンスともいわれ、少しぐらいモータースポーツの仕事ができたぐらいでは手に入らないと聞いたことがあります)



そしてHONDAのエンジンの存在感がすごかったです。そういえば、昔取材に伺った ある有名人のかたのお家にF1のエンジンがありました。リビングの真ん中に!!


















写真展 Nikon & CANON_f0050534_22273561.jpg


キヤノンの向かい側のビルにある ニコンミュージアムで一ノ瀬泰造さんの写真展を拝見しました

まさに最前線の戦場カメラマン。厳しい戦闘のシーンもありましたが、戦闘のつかの間の人間ドラマ そして日常に戦争がある残酷さを見せつけられました。でも何よりも取材の厳しさを見せつけられたのが、手りゅう弾の破片が貫通したNikon Fでした。言葉がなかったです。これほどすさまじい写真展と展示 心をえぐられます。著作権や権利関係もあると思いますが、ニコンミュージアムのごく一部で開催するのではなく、ぜひニコンサロンで巡回でしてほしいです。日本の写真史に大事な写真展です。直接Zシリーズの売り上げになるわけではないですが、映像メーカーの使命として開催してほしいです。お願いいたします


今回 週末日本を、世界を代表する2大メーカーの素晴らしい写真展を拝見しました。報道のニコン スポーツ&コマーシャルのキヤノンの実力と、そのメーカの伝統は多くの撮影する時間により作り上げられたことを痛感しました。ニコンさんとキヤノンさん 素晴らしい写真展をありがとうございました


富士フイルムさんのX シリーズフェイスブックで 和の写心(毎週水曜日更新)を連載中。「イイネ」押してくださいね



ブログランキング応援クリックお願いします。応援たくさんしていただけるとたくさん写真がアップされます 笑
下のランキングバナーをクリックしてください。









by masabike | 2020-02-09 23:21 | 写真展 | Comments(0)
<< 雪見そば 美ヶ原 月の出 >>