パリ モノクローム



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FUJIFILM X-Pro3+FUJINON 35/1.4


今回 パリの写真美術館 ブレッソン写真美術館 それといくつかのギャラリーで写真を見たがほとんどというか9割以上がモノクロ作品。当然、インスタ映えなんて写真はおろか、HDRやハーフ  NDでの作品なんて言うものすらなかった。いかに光と影を自分ならではの視点で捕まえ、自分ならではのトーンと世界観で表現する。それに尽きていた。

そしてルーブルやルイヴィトン財団美術館で、本物のダ・ヴィンチやピカソそして多くの油絵の名画に接すると、カラーの写真の色では、油絵にかなわないか・・・・と感じてしまうのと、カラー写真作品だと妙にリアルで記録的になってしまうと感じた。自分の気持ちや視点が、色により逆にカモフラージュされてしまう気がした。以前のフォトキナでも感じたことだが、日本人のアイデンテイティーの視点と、モノクロの世界観 この組み合わせで行かないと、ヨーロッパでは勝負できないと。数百年の歴史の油絵と渡り合うためには、和の視点とモノクローム このコラボレーション以外ありえないと実感した。

それにオーストラリアで経験した、大胆な大陸的構図と視点をトッピングさせる。なんか今回のパリでいろいろアート見たら、去年のEarthrait写真展 以来 冬眠状態だった、心の中の光速波動エンジンがスイッチオンになった気がする。もっと作品を作りたい どでかい写真展をやりたい!! 


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by masabike | 2020-01-30 23:51 | 2020  パリ | Comments(0)
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