デジタルモノクロームの世界展

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ユーカリ

西オーストラリア州 SouthernCross

FUJIFILMGFX50S FUJINON100-200mm/5.6









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水芭蕉

青森県 奥入瀬渓谷





写真弘社 ギャラリーアートグラフで開催中の「デジタルモノクロームの世界」
Aihara Partのコンセプト


Katachi

今回の5作品の撮影コンセプトは”Katachi” 被写体と正対し物のフォルムの様式美 機能美 造形美を追い求めた。この作品群の撮影は2014年ぐらいから始まった。2015年に写真家生活20年を迎えるにあたり、モノクロ 標準レンズ 縦位置という制約をつけると同時に、写真の原点 基本に立ち返り撮影を始めた。20年近くの間に、数多くのレンズを使い カラーで色彩を追い求めたが、ふと考えるとレンズのエフェクト 被写体の色彩に頼っていたのではと考え原点回帰でこのコンセプトを決めた。そしてもう1つ スーパーレンズのCarl Zeiss Otus55mmの登場でもう一度標準レンズの画角で被写体とじっくり向き合うことを考えた。某ウィスキーの広告ではないが「何もたさない、何もひかない」これをキーワードに作品を作り上げた。


今回の展示では、上の2点の作品がお客様の反応がとても多い

2点ともスタジオでライティングでの撮影ですか?とのご質問が多いです

答えは2点とも自然光です。ただし、光が当たる時間を考え、ライティングは自然光の角度を考えました


これは普段 不動産広告で建物等の撮影での光の回り方を応用したものです 特に水芭蕉は、せせらぎの中に生えていましたが、せせらぎにあたる太陽光の反射を計算して、水面をレフ版に見立てて撮影し、あとで焼きこみ 覆い焼の処理をしました

風景だけを撮っていると、被写体御選び方 光の回り方に対する引き出しが少なくなる。多くのジャンルを撮ることで、視点 ライティング、構図のアイディアの引き出しが増えてくる




ギャラリー・アートグラフ新春企画展
「デジタルモノクロームの世界」展
相原正明・小澤太一・公文健太郎・並木隆・秦達夫・山口規子
期間/2020年1月6日(月)~1月16日(木)
   1月6日(月)10:00~17:00
時間/月~金曜日 午前11:00~午後6:30
土曜日 午前11:00~午後6:00
最終日午前11:00~午後5:00



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by masabike | 2020-01-12 18:15 | 写真展 | Comments(0)
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