南海暮色図 FUJIFIL X Series Facebookより転載

南海暮色図 FUJIFIL X Series Facebookより転載_f0050534_07465674.jpg


南風暮色図

沖縄県宮古島市来間島

FUJIFILMGFX100+FUJINON32-64mm

写真家は光と影の狩人だといつも思う。いわば現代の狩猟民族。1年の半分近くは家を留守にしている。日本の北から南まで、いや世界の北の果てから南の果てまで光と影という獲物を求めて、この地球を旅している。あまりテレビは見る方ではないが、録画して何度も見る番組で「日本人はるか旅」というNHKの番組がある。僕たち日本人はどこから来たのか?というルーツを捜す番組だ。大きく2つの流れがあるみたいだ。マンモスを追いかけていた民が、シベリアから北海道に渡ってきたグループ。もう1つは黒潮の流れに乗り南方から来たグループだ。

 個人的には、もし前世というものがあるとするならば、自分の前世は絶対にマンモスを追いかけて、シベリアから渡ってきた民だと思う。数年前、そう思っていたら本当にシベリアに行く羽目になった。しかもマンモスの撮影で。中央シベリアのヤクーツクで25千年前の子供のマンモスが永久凍土から冷凍状態で見つかり、それを撮影に行くことになった。Yukaと名付けられたマンモスに向き合った時に、なぜか昔あったことがあるような不思議な感じがした。そんなわけで、自分としては、自分のDNAがいつも北にいざなう、北志向が強く、南の島に旅する機会は少なかった。でもその黒潮の民の流れも見て見たくなり、今回約40年ぶりに自分の撮影で沖縄に行った(仕事では昨年 沖縄県那覇市モリヤマカメラ様でXセミナーをやらせていただきました)

今回、黒潮の流れを感じられる宮古島を選んだ。夕暮れの海岸に立ち撮影していると、風の香りと光が、オーストラリアのダーウィンで感じたものと同じだった。湿度のある潮と緑の香りだ。赤道から来る大きな流れを感じた。そしてこの光と香りをGFX1001億画素のセンサーは見事に捕獲し、現場の臨場感を再現してくれた。家のPCで画像を開いた時に画面から南の島の空気を感じたほどだ。時間と光と空気を、その時のまま封じ込める、これが1億画素の世界かと痛感した。だがGFX100と旅に出る時にもう1つ大事なことがある。そのタフネスさだ。高剛性のマグネシウム合金ボディーと95点のシーリングを施した防塵防滴構造は、地球を光と影を追い求めてあらゆる環境を旅する僕にはなくてはならないスペックだ。マイナス45℃の真冬のシベリアから、50℃の高温のオーストラリアの砂漠。タスマニあの多雨林などなど。このスペックは撮影になくてはならない鎧だ。

次はGFX100とどんな光を追いかけて旅をしよう?心の高揚が止まらない




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by masabike | 2019-11-21 07:48 | 日本風景 | Comments(0)
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