カレー 素人芸

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LUMIX G9pro+LEICA12-60mm


昨日は家内の友人が家に遊びに来たので、カレーパーティ。2日間じっくり煮込んだチキンカレーと、グリルした鶏の胸肉をトマトソースで煮込んだメイン。それと南オーストラリアの赤ワインとタスマニアの白ワイン。あっという間の楽しい4時間。 楽しい会話は、お酒と料理を最高に引き立ててくれるトッピング


家でホームパーティーをするようになったのは1993年ぐらいから。写真展の準備と打ち上げがきっかけ。当時僕はハウスカメラマンというか見習いカメラマンで、手取りが10万円と少し。居酒屋さんに行くのも大変なので家で宴会が格安なのと、人がたくさん集うことで、家に活力がもらえそうだったからだ。主なメニューはチゲ鍋、ビーフシチュー、そしてカレーだった。中でもカレーが一番人気だったので、カレーパーティーが多くなった。最高15人ぐらい来たこともあり、業務用寸胴鍋を買った。これで2キロの鶏肉を入れてカレーを作る。


おかげさまで、食べに来られた友人やクライアントさんたちからも、美味しい まるでお店のカレー、プロの味、カレー屋さんすればよいのにとお褒めの言葉をいただく。とてもうれしい。エイプリルフールにもカレー屋さん開店を使うぐらいでした。でもここで要注意、お褒めの言葉におだてられて、サイドビジネスをしたら多分失敗して破産する。なぜならあくまで素人芸。食べに来た人も当たり前だがタダだから。これがお金をいただくと話はころりと変わる。そして一番の失敗する原因は、同じ味を毎日コンスタントに供給できない。

もし自分が、カレー屋さんやラーメン屋さんに行って毎日味が異なっていたら、リピーターにはならない。実はこれはフォトグラファーでも同じこと。よくコンテストで入選したり、あるいはSNSでアクセスが多いと、プロになればいいのに!とか、コンテストの審査員さんが「アマチュアにしておくにはもったいない」という言葉をかける。これはすべてリップサービス。これで仕事を無くしたり、人生台無しにした人をたくさん見てきた。

SNSも基本は写真を見るのはタダ。コンテストに入選しても、写真を見るのはタダ。だがこれがエディトリアルや広告の仕事だと、当然のごとくギャランティーが派生する。そうすると、良いのが撮れないとクライアントは、不満爆発。「金をとってこんなもんか!」になり「これだったら素人でも撮れるよ」もうこれが怒るときの常套句。その通りです。ラーメンやカレーでも、お店に食べに行って、家で作るのと同じレベルだったら、皆さんはお金払いたくなりますか? 自分たちでは撮れないレベルのを撮るからプロのお仕事。あるいは写真展でも、メーカサポートの場合は販売戦略として、広告メディア効果が大きいから広告費換算でサポート写真展になる

そしてここが一番大変、広告でもエディトリアルでも、クライアントの希望に沿わなく、やむなく再撮になることがる。その場合は最初の写真のこの部分が、NGということで再撮が多い。だから最初に撮った作品と同じものを再現できないとだめ。たまたまシャッター押したら撮れましたでは、再現が出来ない。だから再現できるように、機材も撮影環境も整えることと、再撮も常に考えて撮るスキルが求められる。そしてクライアントさんから継続の依頼やシリーズ広告が来たときに、つねに同じレベル以上のものを撮りつづけられることが求められる

これが出来ないと、プロとしての仕事やイベントは難しい。いまSNSから人気が出て、プロになる人も多い。でもSNSから出てきた人で3年持つ人はとても少ない。
素人芸 アマチュアでいることの大切さと楽しさ、これを理解してほしい。プロになったら、今日は気分が乗らなかったから、美味しいカレーが作れなかった、良い作品が撮れなかったでは済まされない


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by masabike | 2019-10-19 10:44 | 美味しい食べ物 | Comments(0)
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