FUJIFILM Face bookから転載 出会いの色と光

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【和の「写心」By Masaaki Aihara】

「出会いの色と光」岐阜県 神岡町
FUJIFILM X-X-Pro2 + FUJINON XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR

今年の紅葉シーズンに備えて、長野、岐阜、富山の3県にまたがるエリアにロケハンを兼ねてバイクツーリングに出た。山の中で、細かい林道やあるいは農道を走り撮影場所を探す時、バイクの機動力はとても便利。車だとこの先、Uターン出来なかったらどうしよう、と迷う場所でも行ける。そして僕の乗っているアドベンチャータイプと呼ばれるバイクは視点が高いので、被写体を捜すのにはとても便利。車に例えるならばマイクロバスの運転席ほどの高さ。そして何よりも体に当たる風がダイレクトなので、気温、湿度、そして森や海や雨の匂いも分かる。五感を総動員して、大自然の中を移動して捜すので良い被写体に巡り合いやすい。今回もそんなわけで、山奥の林道に分け入り、最後は富山県有峰湖に出て、北アルプスの撮影場所を捜し、日本海の夕日も見るつもりだった。ところが途中、富山に抜ける林道の分岐で数日前の台風で通行止めの表示。「あちゃ~~」と思ったのだが、これはこれで迂回して別ルートに行くと何か素晴らしい出会いがあると思い、逆にワクワクしてバイクを走らせた。

高原の牧場に出た。森を背にして大きなコテージがあった。だが眼は、その森に留まった。森の中で何かカラフルなものがこちらに合図をしている。バイクを止めてよく見ると、色とりどりの雨傘が森につるされていた。晩夏の高原を走り去る、風によって踊らされていた。空は夏最後の力がみなぎる青空。でも空の端には、夏との別れを悲しむような入道雲が湧き立ち、この光景を見物していた。予想外の光景、しかもランドスケープではない被写体。でもこの偶然の出会いに、写欲スイッチが入り、気がついたら200枚ぐらい撮影していた。旅先での予想もしないシーンや出会い、オールラウンドに対応してくれるのにXF18-135mmほど強い味方はいない。特に手ブレ補正は、バイクを降りた直後は息も切れているのと、ライディングで手の筋肉がパンパンで、手ブレしやすくなっている時に強い味方だ。これは自転車旅やウォーキングでも同じこと。そして意外と寄れる最短撮影距離など、まさに決定的瞬間を逃さないためのレンズ。もし今の時代、ブレッソンが生きていたらXF18-135mmを見てどう思い、そしてどう使うだろうか?そんなわけで僕はこの偶然の出会いの光と色を楽しんだ。普段はコンセプトを立てて撮影している。でも注意しないと、コンセプトにとらわれすぎて、絵として素晴らしい一瞬、写真として二度とない決定的瞬間を逃してしまう。20代のころはそんなこともしばしば。だが色々と経験し、感動したり、好奇心がくすぐられたらまず1枚撮ろうとマイシューティングルールを作った。そしてそのマイシューティングルールに、今回もX-Pro2 + XF18-135mmはとてもよく答えてくれた。ぜひあなたのXとあなただけのシューティングルールを作り素晴らしい秋の光と色を捕まえてほしい。そして捕まえたなら忘れずに!!お店でプリント。光と影は鮮度が大切だ




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by masabike | 2019-09-04 20:54 | 日本風景 | Comments(0)
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