おやすみ 富士フイルム X seriesa FBより

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【和の「写心」《番外編》By Masaaki Aihara】

「おやすみ」シドニー郊外
FUJIFILM X-H1 + FUJINON XF16-55mmF2.8 R LM WR

“What do you want?”24年前、某航空会社での支社長室でのプレゼンテーションでの、第一声だった。フリーランスになって2ヶ月。僕はオーストラリアでの撮影のために航空会社のスポンサーシップが必要だったので、航空会社のトップにプレゼンテーションをすることになった。先方の支社長は、忙しいので単刀直入に、何が必要かを聞いてきた。プレゼンは成功し、撮影のサポートをして頂くことになった。
そのサポートの見返り条件はたった1つ、“Enjoy”だった。涙が出そうだった。
オーストラリアを楽しんで、良い作品を撮って欲しい。それだけだった。帰国後、作品をお見せして次の撮影のサポートもお願いした。そして次の条件は「うちに来て、家族と食事をしてほしい」。それ以来、オーストラリアロケの帰りに、航空会社の元支社長のブラッカーさんのオーストラリアのお家に伺い、家族の皆様と食事を共にさせていただいている。もう24年続いている。彼は「Masaはうちの家族みたいものだから」と喜んでくれる。

今回のオーストラリアの旅は、1988年の撮影開始以来、30年間オーストラリアの撮影でお世話になった皆様へのお礼の旅だった。昨年還暦を迎え、無事にオーストラリアで作品を撮り続けられたのは、多くの人のご支援があったからだ。そして今回のお礼の旅の締めくくりはブラッカーさんのお家だった。今はリタイアしてシドニー郊外で農場を営んでいる。夜に家族の皆さんと地元のパブに行き、そのあと家で暖炉の間で自家製のローストビーフに舌鼓。この24年の思い出話に花が咲く。暖炉にあたり話していると、昼間の農場の自由労働の疲れが出たのか、ワインの力で息子さんの腕に抱かれて、眠りについてしまった。静かなとても心が温まる時間。この瞬間の雰囲気を壊したくなかったので、ぼくはX-H1を電子シャッター + 無音設定にしてシャッターを切った。シャッターの音で大切な時にひびを入れたくなかった。彼との24年間の大切な時間を壊したくなかったので、静かにシャッターを切った。作品よりも大切なのは自分の人生の記録のファミリーポートレイト。この夜、X-H1はとても大切な時を記録してくれた。

写真家は撮影の時は独りだが、その後ろには多くの人たちの支えがある。それは富士フイルムも同じだ。1996年以来、オーストラリアの撮影をサポートしていただくことや、かつXシリーズで撮影に大切な機能について沢山ヒアリング、実現もしていただいた。X-H1はそのつながりを壊さないように、かつ永遠に残せるように静かに確実に大切な時を記録した。

家族の大切なシーン、人生の大切なシーン、そして第3者を気遣わなければならない大切なシーン。Xシリーズの電子シャッターと小さなシステム、最高峰の色再現は、あなたの人生の思い出を時の宝石に変えてくれるはずです。




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by masabike | 2019-08-12 09:10 | シドニー | Comments(0)
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