プロフェッショナル

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FUJIFILM X-T2+FUJINON55-200mm
Bluny Island Tasmania Australia



写真展をすると必ず聞かれる質問が「プロの写真家になりたいのですが?」そして次の言葉が続く「XXX写真コンテストでグランプリになったので、みんながプロになった方が良いと言うので」 確かに気持ちはよく分かる。僕も学生時代か、このメディアの世界にいなければ、同じような境遇だったら、同じ質問を写真展会場で、写真家にしただろう

でも答えはいつも「それだけでは無理です。不可能です」 でもだいたいの皆さんは、こんなに写真が上手なのに、ほかにもコンテストで入選しているのに、あるいはfacebookでこんなにイイネがついているのに!と言われます。でも現実問題として写真が上手なだけではプロのフォトグラファーにはなれないです。いくつか理由があります。仕事であるから、商売です。利益を出さなければならないです。そして商売であるからお客様 クライアントがいます。つまりクライアントが喜ぶ写真を取らなければならない、眼で楽しませるサービス業です。特に広告や編集の仕事となると、クライアントの意向、アートディレクター(AD)のコンセプトに基づいて撮らなければなりません。クライアントが「明日は白いカラスの写真が欲しい」と言った時「世の中、白いカラスなんているわけないですよ」と言ったらおしまいです。「ハイ、カラスは白ですよね」と言い何とかする、それがプロの現場です。自分の考えよりもクライアントの意向やADのコンセプト通りに撮れる、カメラオペレーターに徹することが出来るかです。たまに「今回は相原君ワールドが50%欲しいな」と言われることもあります。時にはそれが30% 70% ごくまれに100%もあります
現在でも僕は不動産の広告や企業広告を撮っています。そのときは完全に今でもWORKなのでオペレーターに徹します。「私の世界」は封印します

そしてサービス業であるから、クライアントへのビジネストーク TPO プレゼンテーション ビジネスマナーやスキル。そして守秘義務も徹底します。うちのアシスタントさんたちには写真の技術よりも、写真業メディア業としてのビジネススキル ビジネスマナーを徹底させます。電話での応対、歩き方、封筒の持ち方、などなど細かいことまで徹底的に教え小言を言います。人とコミュニケーションが出来ない人はプロの写真家は無理です


今日は被写体とうまく波長が合わないから撮れなかったよ ハハハハッハ!!なんているのは許されない社会です。
写真家はサービス業 写真展では、お客様によいしょされると、忘れがちになります。写真家はサービス業を忘れないようにいつも自分にも言い聞かせております。

この記事の写真は、記事とは無関係です 



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by masabike | 2019-07-21 17:29 | 写真展 | Comments(0)
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