南天夕景図 FUJIFILM X Series facebookより転載

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【和の「写心」《番外編》By Masaaki Aihara】

「南天夕景図」オーストラリア タスマニア州 ブルーニーアイランド
FUJIFILM X-T2 + FUJINON XF16-55mmF2.8 R LM WR

タスマニアは40 Degrees Southと呼ばれる、南緯40度の暴風の影響圏にある。そのために1日に四季があるといわれるぐらい、天気がころころ変わる。この日も曇り空だったが、友人宅のダイニングテーブルで、タスマニアのワインを囲んで夕方のひと時を過ごしていると、突然色が変化した。

こんな時にはすぐさまVelviaモードにして、その色の変化に対応する。普段旅行の時にはどんな状況にも対応できるようにフィルムシミュレーションとWBをPROVIA + WB/AUTOにしておく。ちなみにISO400にしておくことが多い。このような設定にすることで、旅での突然の出会いにも対応している。

そして通常の万能対応モードから、その場に合わせた色とWBのモード変更が、素早く設定できるのがXの強み。自分の色の好みを覚えさせているQボタンと、ダイヤル操作のISO設定は、メインメニューで細かく設定を呼び出さなくても、瞬時にできる。そしてダイヤル設定は、眼で見なくても手で覚えていれば操作しやすい。
ちなみに僕のタスマニア設定は次の通り。
Q1: Velvia + WB/晴天 Color +1
Q2:ASTIA + WB/晴天 Color -1
Q3:ACROS R + WB/白熱灯 シャープネス-1
Q4:PRO Neg.Hi + WB/AUTO
Q5:クラシッククローム + WB/AUTO Color +2
これにその時に応じて、微細な設定を加えている。色と光と天候の変化の激しいタスマニア、かなりこのQメニューが重宝。これなくして、僕の撮影はなしえない。

特に冬場、雨の多いタスマニアではQ2のASTIAの設定をベースに変化をつける対応が多い。ぜひXユーザーの皆さん、Qメニューを使いこなすことで、逃さないシャッターチャンスと、撮って出しの技を磨いてください。どんな光と影にもXならば対応できると思う。ちなみにこの撮影のあと、夕陽の作品で盛り上がり、テーブルの上にワインの空瓶があふれたことは言うまでもない









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by masabike | 2019-07-11 08:15 | タスマニア | Comments(0)
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