天空黎明図 FUJIFILM S Serie facebookより

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【和の「写心」《番外編》By Masaaki Aihara】

「天空黎明図」オーストラリア 東海岸上空
FUJIFILM XF10

「まもなく当機はメルボルン空港に着陸態勢に入ります。」との機内アナウンスで目を覚ました。冬のオーストラリア南部の夜明けは遅い。7時頃だというのにまだ黎明だ。オーストラリアに仕事抜きで訪れるのは20年ぶりに近い。いつも撮影か現地でのミーティングを兼ねている。だが今回は100%の観光というか休暇だ。2004年のオーストラリアでの個展から始まる実に長い、多忙な撮影と個展と会議が一区切りした。そして1988年から始まったライフワークともなったオーストラリアでの撮影が満30年を過ぎたところだ。なので、この機会に30年お世話になった人たちと、ゆっくりキャンプをしたり、パブで飲んだりして、楽しかったことや大変だったことを語りあう。だからカメラは最小限のつもりだった・・・・・はず。笑

結果的にはXF10とX-H1、X-T2、XF10-24mm、XF16-55mm、XF55-200mm、XF35mmF1.4を持ってきてしまった。夜明けのオーストラリアの空が僕を歓迎してくれている。寝ぼけ眼で、フリースの胸ポケットからXF10を出す。オーストラリアのファーストライトをキャッチした。小さなXは窓ガラスに密接できるので、背後が写る心配がない。飛行機の窓から美しい風景を撮る秘訣がいくつかある。まず太陽に対して逆光あるいは半逆光の席を予約する。窓ガラスにカメラを密着させる。できれば自分も黒系の服装だと窓に映り込まない。画角は18mm~56mm(Xシリーズの場合)、コントラストをやや高めの設定(飛行機の窓ガラスはクリスタルなので色がフラットになりやすい)。そうすれば旅客機からでも比較的きれいに撮れる。
そしてXF10は他のXシリーズと同じ色の設計思想。GFX系でも同じくだ。このことは大きい。なぜなら他のXシリーズと混ぜて使ってもフォトブックや写真展で色の差がほとんど生じないので、写真の流れを壊さない。実はメーカーによっては同じシリーズでも機種で色が異なることが多い。これは写真を楽しむうえで大きな障害になる。銀塩フィルムからXシリーズまで、長年富士フイルム製品をオーストラリア撮影に使用しているが、フィルムシミュレーションのおかげで30年撮影していても、問題なく写真展ができる。オーストラリアを30年変わらず撮れたのは、良き友と仲間と、富士フイルムの色づくりのおかげだと思う。これからの30年も、ぼくはXシリーズ、あるいは富士フイルムの銀塩フィルムで撮影するだろう。なぜなら僕のオーストラリアに対する大好きな気持ちも変わらず、その変わらない気持ちを変わらない色で表現できるからだ。そして小さなXも大きなGFXもみな同じファミリー。安心して、オーストラリアの大地と向き合える。あっ!そろそろランディング!ではまた次のオーストラリアの光をお楽しみに。

 




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by masabike | 2019-07-11 08:12 | | Comments(0)
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