雨晴海岸 FUJIFILM X Series facebookより転載


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【和の「写心」By Masaaki Aihara】

「初夏海光風図」富山県 雨晴海岸
FUJIFILM X-H1 + FUJINON XF16-55mmF2.8 R LM WR

雨晴海岸は富山湾の定番の撮影場所。というよりも一番人気の撮影場所。特に冬場、毛嵐と夜明けの光に浮かび上がる立山連峰の組み合わせは最も人気が高く、時には100人近くが撮影している朝もある。

でも、よく有名ポイントでは個性が出ないから自分は撮らないという方もいる。それは1つの意見として正しいと思うし、ぼくもみんなが撮らない場所を探して撮影することが多い。

だが有名な場所というのはある意味、外れがないという事でもある。そして有名な場所でもみんなが撮らないアングル、季節、機材設定をすることで他の人と差別化できる。今回は定番の撮影季節の冬ではなく、且つ立山連峰が見えない天候とアングルを狙うことで、お決まりの絵とならないようにした。そしてXF16-55mmのレンズを使い、空を大きく撮り、間をとった構図とした。

空を大きく取り込んだ場合、一番のネックは空のグラデーション。でもXシリーズはとても抜けの良いブルーが撮れる。そしてフィルム時代から培われた、滑らかなグラデーションで、とても自然で且つ深みのある青が撮れる。以前、X-E2のテスト撮影でオーストラリアに行ったとき、撮影中に地元の人から「何を撮っているの?見せてもらえる?」と聞かれたので荒野の木と青空の写真を見せたら、「オーストラリアの空のブルーを、こんなに見事に再現したデジカメを初めて見たわ、カメラの名称教えてくれる!買いたい!」と言われたことがある。ぜひ綺麗なグラデーションの空を撮りたいと思ったらXシリーズがおすすめ。そしてレンズは広角レンズがよい。個人的に16~18mmぐらいがおすすめの焦点距離だと思う。ぜひカメラを持って空と対話してほしい。

 






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by masabike | 2019-06-06 09:08 | 日本風景 | Comments(0)
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