FUJIFILM X Series 和の写心 20190522から


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【和の「写心」By Masaaki Aihara】

「新緑の朝」京都
FUJIFILM X-H1 + FUJINON XF16-55mmF2.8 R LM WR

京都には年に1、2回は必ず訪れる。目的はいくつかある。神社仏閣の見学と撮影、KYOTOGRAPHIE、京都鉄道博物館、そして京の和食の堪能。でも一番の目的はお寺さんや神社に収められている、屏風画や襖絵そして多くの美術品、そしてお庭を見ること。その訳は自分の目を肥やし、自分の作品作りの引き出しを沢山作ること。

僕は友人に美術館の研究員やキュレーターが多い。そんな彼ら彼女らに「どうしたらキュレーターになれるのか?」と聞いたことがある。答えは「良いものしか見ないこと」。良いものを沢山ノンジャンルで見ること。そうすると本物が見えてくる」と口を揃えて言う。

彼らは学生時代に研修で京都に10日間近く合宿することが多いと聞いた。ひたすら朝から晩までお寺や神社、あるいは古美術商、画廊で良いものだけを集中してみると、審美眼がついてくるという。以前に世界のトップシェフを撮影した時も同じことを言っていた。「いいシェフになるには一流の食材と料理を味見して味覚を鍛えること」。どの世界でも同じだ。

キュレーターの皆さんは、眼力を鍛えることで、力のない作品、受けを狙っただけの作品、単に表面的に見栄えのする技法だけで、その奥に哲学やコンセプトの無い作品を見抜く。あるいは贋作を見抜けるようになる。知り合いのキュレーターはある写真家の「自分の写真はありのままに撮る」という作品の、合成を見破った。それぐらいの眼力がないと美術館に持ち込まれる贋作の発見や、作品の修復の際のビフォーアフターの診断を下せないという。

そんなキュレーターたちが仕事の記録用、特に収蔵品リストや修復のビフォーアフターを記録するカメラにXシリーズを選ぶ人が多い。ほんの些細な色の違いや変化が正確に、克明に記録できる。アーカイブにとって一番大切なこと。そして音が静かなので美術館等で使用しても、周囲に迷惑がかからない。Xシリーズはプロの写真家だけでなく、アートの専門方にも深く受け入れられている。そして口を揃えて「もう他のカメラを選ぶつもりはない」と言う。世界のアートシーンを裏で支えるのもXシリーズの大きな功績だ。







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by masabike | 2019-05-22 23:56 | 日本風景 | Comments(0)
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