DOCTOR

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FUJIFILM X-T2+FUJINON18-55mm



























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FUJIFILM X100


僕の一番好きなMOTO GPライダーは、バレンチーノ・ロッシ。イタリア人の天才ライダー。もうMOTO GPの頂点に異例の16年近く君臨している

2004年 オーストラリア フィリップアイランドでのMOTO GPで、その走りを目の当たりに見て感動した。しなやかでキレのある、そして無駄のない動き。目の前を駆け抜けたオレンジ入りのレプソルホンダワークマシン。オーストラリアラウンドでは彼は、レース中にイエローフラッグが出ている時に、ほかのライダーを抜いて10秒加算のペナルティーを食らう。コンマ001秒を争うMOTO GPで10秒のビハインドは、死刑宣告に等しい。
そのペナルティーを食らったのはしかもレース後半。彼はペナルティーのサインボード見ると、猛然とダッシュ。残り確か10周で、10秒のペナルティーを跳ね返し優勝してしまった。そしてそのシーズン、かれはワールドチャンピオンを手にした。ホンダはそれを記念してMOTO GP レプソルレプリカのCBR1000RRを限定販売した。もちろん僕は、迷わず購入した。


そのロッシの早さは単に身体能力とレースの駆け引きだけではなく、恐ろしほどの緻密なマシンセットアップ能力。かれはテスト走行や予選で、マシンの挙動。サスやタイヤ、エンジン特性による車体の挙動変化、つまりコーナーでマシンが暴れる、ブレーキングでマシンが安定しない(ちなみにmOTO GPでは最高速350km/hから60kmぐらいまで一気に減速するとんでもないブレーキングがいくつもある) アクセルを開けると車体が暴れるなどのことを、エンジニアにエンジン回転 振動の様子 タイヤのフィーリングを、まるでお医者さんが患者をつぶさに診察して診断を下すように伝える。しかもエンジニアに解るように、数値化か客観化してエンジニア語に置き換えて伝える。おかげで同じコンディションのマシンをシーズン初めに受けとったほかのホンダライダーよりも、より早い時期に確実にタイムを詰めて来る、そしてマシンの開発もロッシの意見に従ってくる。だから確実にチャンピオンが獲れる。そんな彼についたニックネームがドクター。

僕は良くいろいろなカメラメーカーさんから、カメラやレンズの意見を求められる。そんな時には、ロッシのことを思い出し、どうしたらエンジニアに伝えられるか考える。つまりエンジニアの人に解るエンジニア語に置き換える。色が悪い場合も、どの色がどんな時間に撮影すると、どの色がイメージ通りでないか。あるいは寒さでカメラが動かない場合、気温 風速 風向 湿度も伝える。そして意見を求められた、カメラやレンズが良くなれば最終的に、自分としても思い通りの作品が撮れる。僕はいつもロッシのようにドクターでありかつトーナメントプロでありたいし、ありつづけたいと思う


今その憧れのロッシもオレンジのレプソルホンダから、ブルーのソノートヤマハになった。それでメーカーは違えども僕は彼のファン。いつまでもロッシを応援し彼の姿勢を見習いたいと思う。そして我が家にはヤマハさんからGX750の撮影のお礼に頂いた、ロッシ直筆サイン入りのゼッケン46のディパックがある。我が家の家宝であると思に、彼のスピリットの象徴だと思っている。

いつも彼の気持ちを忘れずに仕事をしたい







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by masabike | 2019-05-21 08:00 | カメラ | Comments(0)
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