FUJIFILM X Series Facebookから 「天空の万華鏡」

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【和の「写心」By Masaaki Aihara】


「天空の万華鏡」パリ エッフェル塔
FUJIFILM X-H1 + Carl Zeiss Touit 12mmF2.8

1月に生まれて初めてパリに行ってきました。いつも撮影はオーストラリアの荒野、タスマニアの原生林、北海道の流氷原など、秘境や過酷な環境が多いですが、今回は4年ぶりの仕事ではない100%ホリディの海外旅行でした…

でも行ってみたらXで撮るパリは魅力的で楽しく、気がついたらなんと380GBも撮影してしまい、取材旅行になってしまいました(爆) 
でもそもそも旅に持って行ったXシリーズの布陣が下記の通りでした。

[ボディ]
X-T3
X-H1

[レンズ]
XF16mmF1.4
XF23mmF1.4
XF56mmF1.4
Carl Zeiss Touit 12mmF2.8
Carl Zeiss Touit 32mmF1.8

今回のパリの旅、まずボディー選びから悩みました。パリで持っていて雰囲気に合いかっこいいのはX-Pro2。パリをレンジファインダーで撮影したら、気分はブレッソンかアーウィット。でも実を取ると、スナップでの予想外の動体への素早い動きに対応するためと、より高精細の画像でX-T3。今回はル・コルビュジエの建築をかなりめぐるので暗い室内撮影や、冬の夜の街中スナップも多いので、手振れ防止機能を装備したX-H1も捨てがたい。というわけで、実を選びX-T3 & X-H1のコンビを選択。レンズも室内と夜を考え、明るい単焦点を選択。更に個人的に気分と趣味の問題で、ヨーロッパの光と影はヨーロッパの味付けのCarl Zeiss Touitシリーズを選択した。この機材選択がツボにはまり、気がついたら380GBも撮影していました。
パリシリーズ第1段はパリと言えばエッフェル塔。でも一味違うエッフェル塔。間近で見たエッフェル塔は、大きさよりもその鉄骨の組み合わせの機能美に目を奪われました。旅に行く前に見た、ハンガリー生まれの写真家ルシアン・エルヴェの撮影した、エッフェル塔の光と影が心に焼き付いていた影響かもしれません。真下で塔のセンターを捜し、鉄骨をパターン化して万華鏡のように撮ってみました。ほぼ直角に真上を見ながら、センターを捜しての撮影は、不安定な撮影フォームとなる。とてもブレやすい姿勢なので、迷わずX-H1+手ブレ防止機能を使った。まわりの観光客は何をこいつは撮っているのだろう?と不思議そうに眺めていた。モニターに映し出された映像は、建築家エッフェルがデザインした心が出ている気がした。そういえば2006年フォトキナの帰りに訪れた、ハンガリー ブタペスト西駅。そこもエッフェルがデザインしていた。そしてエッフェル塔を撮影した、ルシアン・エルヴェはハンガリー出身だ。Xが何か時間と場所の点と点を結んでくれた気がした。






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by masabike | 2019-03-03 19:05 | 2019 パリ | Comments(0)
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