Nikon Z7 Nikkor14-24mm 24-70mm(Z) 70-200mm 200-500mm 58mm 105mm 300mm
Nikon THE GALLERY Z7企画展 SPIRIT 相原正明 写真展 全仕事です
カラープリント FUJIFILM RCペーパー モノクロプリント イルフォード 銀塩バライタ ラムダプリントシステム
プリント制作 写真弘社
今回の写真展のタイトルとコンセプトは"SPIRIT"。これは3つのSPIRITをかけている。一つは、この大地のスピリット 2番目にNikon F生誕 60周年の節目に出たZ7に宿るNikon SPIRIT 最後にオーストラリア撮影開始30周年の自らのSPIRITをかけている
そして会場で見ていただけるとわかる、もう1つのSPIRITを隠してある
展示作品は、必ず展示している前の作品の、形 色 素材のどれか1つを受けて。次の作品に移っている。なので会場全体が1つの絵巻物、あるいは短編映画のような構成になっている
今回の写真展で一番の流れの苦労は カラー風景~モノクロ自然物~モノクロ人工物の変換点だ。音楽でいうところの転調をどうするかが苦労したその中でも、カラーからモノクロの転換点が一番難しかった。
今回はその転換点を共通する線で表現した
相似形の写真をつなげることで、その問題をクリアーできたと思った。夕暮の雲のラインと 大徳寺の松の木のラインを相似形にすることで、転調するところの流れをなるべくスムーズにした
そして横位置の木の作品から真四角の直立した木の作品 、そして縦位置の直立した作品にすることで、横位置~スクエア~縦位置と、構図もスムーズに変換できたと思う
更に荒らしで折れた 少し人の手の入ったような不思議さのある木の作品から、人工物の木の作品と流れて行った。そして人工物の木~石(コンクリート)~金属と流れてゆく
そして最後、バイクのエクゾーストパイプと光芒の射す八ヶ岳と並べる。これはまるで関係ないようだが、エクゾーストパイプのラインの光芒のラインをかけている。それで人工物と自然が並んでも違和感がないと考えた。そして実は!
最後の作品と最初の1枚目は同じ、暗雲から射す光芒。それは最後の作品は最初の作品に繋がり物語はさらに続く。つまりこの展示は輪廻転生のSPIRITを表現している。どの作品から見ても、永遠なる輪廻転生のSPIRITに繋がっていく。
写真展は きれいな写真を並べるだけでは展覧会とは呼べない。コンセプトに基づき、起承転結 ストーリーを考え撮影する。そして与えられた3次元の空間を如何に使い切る。その結果、自分の内面世界を如何に表現するかだ。綺麗な写真が50枚撮れたから個展、これではだめだ。哲学がなければただの展示会、発表会になる。
撮るときに、コンセプトと哲学がないと、自分の展示を他人に任せる情けないことになってしまう
今回、3ヶ月という非常に短い撮影期間 たとえるならばオリンピック100m決勝を5秒で走りきれと言う、撮影期間だった。
だが膨大なるNikkor レンズ群 そして新生Nikon のSPIRITを宿したZ7さらにこの個展に推薦していただいた、ニコンイメージングジャパン高校宣伝部の皆様の御仁りぉゆのおかげで、中学生のころから夢だった ニコンのギャラリーで個展が出来ました
本当に皆様ありがとうございました
あす3月4日最終日 頑張ります
皆様どうぞご覧ください
相原正明
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