支笏湖夜明け

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FUJIFILM X-H1+FUJINON16-55mm

風景写真は夜明けと夕暮が勝負。確かにそう思う。でもそれは1歩間違えると被写体頼みの撮り方になってしまう

被写体があっての初めての作品だが、被写体の力だけに頼ると飽きてしまう。だから意外と自分の家飾る写真は、黎明や夕方のドラマチックな写真はない。どちらかというと、自分だけの視点でじっくり見つめあったモノトーンや、モノクロあるいは、光とじっくり語り合った作品を飾っている

朝夕のドラマチックな写真は、つかみには良いかもしれない、でもじっくり見ていると飽きてしまう場合も多い。よく落語を見ていると、何度聞いても飽きない噺は、じっくり聞かせる話が多い。写真も含めて、芸能やアートやパフォーマンスは、どれだけ長い時間、何回でもお客様をくぎ付けに出来ることが、大事ではないかと感じる

掴みだけでは、長い写真家人生は続かない。定番で奥が深く、見たらこの人と分かる視点が必要だと思う

先日富士フイルムさんの画質設計のエンジニアの方が、たくさんの写真の中から、これは相原さんの作品と見ればすぐわかると、おっしゃっていただいた。最高にうれしい最高のほめ言葉だった。ありがとうございました。


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by masabike | 2019-01-27 12:32 | 日本風景 | Comments(0)
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